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【○-】「堀さんと宮村くん 1」HERO

2013年05月27日 20:46

 HERO氏が描く、人気WEBマンガ「堀さんと宮村くん」を書籍化! 青春は甘酸っぱい…けど意外と酸っぱいばかりかも!? 今、青春してる人も、青春が遠い過去になった人も、思わず笑って心がほっこりする、だいたいそんな感じの青春コメディ! 全頁カラー印刷+描き下ろしエピソードもアリ!

 ということで、読みました。
 ウェブ版で本編は読みました。とても好きな作品です。基本的には誰しもがコミカルなのに、ひょいっと不安定さが場を占めるタイミングが絶妙。この機会に少しずつシリーズを揃えたいのですが…、紙媒体になって読みやすくなったのは有り難いのだけれど、如何せん、この…、データ入稿に失敗したみたいな絵の荒さはどうにかならなかったものか。ウェブ漫画のコミック化は多いのだけれど、この種の不満は後を絶たない。原稿をリファインしろ、ということになってしまうので書き下ろしと同じような負担になってしまうのかな。


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【○】「花と奥たん 2」高橋しん

2013年05月26日 19:50

 お料理大好き“奥たん"は今日も、東京にお勤めの旦那たんの帰りを待って、はりきって晩ごはんの支度。だけど“あの日"以来、東京は…? 『いいひと。』『最終兵器彼女』の高橋しんが贈る、新感覚SF!!

 ということで、読みました。
 世界の終わりに向けて着実に進んでいくストーリー。しかしその根幹は全く描かれないに等しく、現在進行形で流れていく「今、生きているということ」をひたすらに映し出していく。多分、世界は終わるのだろうと思う。漠然と、そう感じてしまう。それ以外のことは考えられないくらいに、それは、そう決まってしまったかのような空気が延々と流れている。世界は終わるのかもしれないけれど、それはいつなのかは分からない。明日かも知れないし、生きているうちは終わらないのかもしれない。だったら、生き続けることに意味はあるのかもしれない。


【○+】「少年メイド 6」乙橘

2013年05月26日 19:48

 掃除・洗濯・料理が超カンペキな優秀メイド。しかもそれがツンデレ少年なんて何それ超萌える!!
 大好評のメイド少年ホームコメディ、絶好調の第6巻が登場!!

 ということで、読みました。
 ああ、いかんいかん、1冊まるまる、ほのぼのパートではないか。
 メイド付きお屋敷の良きことといったらないなあ、なんて思う人が続出のシリーズでありますが、おまけCDが非常に欲しくなってしまう。物語的には現状維持で楽しいことを繰り返しているので、読者は安心してみていられる巻だと思います。こーいう安定は長く続くほどダレちゃうものだけれど、乙橘氏、巧く捌くなあ。


【○】「夏期限定 トロピカルパフェ事件 (前)」米澤穂信・おみおみ・山崎風愛

2013年05月24日 19:54

 <小佐内スイーツコレクション・夏>は危険な味。
 高校2年生になった小鳩くんと小佐内さん。「狐」と「狼」の本性を隠し小市民を目指す二人だが、この夏は、どこか不穏な雰囲気が漂っていて…?

 ということで、読みました。
 小市民シリーズ、第2作目のコミカライズ、その前編。
 「春」とは作画の担当が替わっていますが、シリーズ読者としてはそういうところにも安定が欲しい。
 とてもとても日常系。事件らしい事件は起こらない、というか、このシリーズの本質的なところは「ミステリしてはならない」ところにあるのだから、まさしく本質的であるのかもしれないが。良い意味でも、悪い意味でも。無理と「ミステリしてる」感覚がひしひしと伝わってくるので、後編を早く読んですっきりしたいところです…、すっきりさせてくれると信じています。
 小山内さん可愛いです。


【○】「オハナホロホロ 2」鳥野しの

2013年05月22日 15:57

 一緒に暮らし始めた麻耶、みちる、みちるの息子・ゆうたの生活は、階下に住むニコも交え、一年を経て穏やかなものになりつつあった。 そんな中、突然麻耶が信頼している元・同級生の桑原にプロポーズされ――。 人の心の温かさが胸を打つ、かけがえのない同居生活グラフィティ、大好評第二弾。 番外編も収録。 描き下ろしトリビュート・イラスト付きで、雁須磨子、強力推薦!

 ということで、読みました。
 まさかの続巻、そう思っている人もいるのではないだろうか…。ゆうくんのぷっちょさんっぷりは健在。大人たちが個別に凝り固まっているのもまた同じ。当たり前のことなのだけれど、子供よりも大人の方が現実にしがみ付いて生きているものなのです、大概。現実に、というよりは、現実に直接に繋がる過去に囚われる人が多い、ということになるのでしょうかね。そしてこの話の場合、誰かと繋がりを持つことに不得手な人が多いものだから、またぎこちない。冒頭の、ゆうくんのおやつにまつわるエピソードに、それらは適用されそうな気がする。


【○】「煩悩寺 3」秋★枝

2013年05月21日 17:30

 新生煩悩寺で、いつの間にやら半同棲生活が始まっちゃった小沢さんと小山田くん。今までと同じ相変わらずのバカップルぶりで周りをあきれさせる毎日ですが、そこはそれ、小沢さんも独身アラサーとしてのお悩みもあったりして……。それでも幸せいっぱいの完結巻です!!

 ということで、読みました。
 ハッピーエンドが約束されているかのような、おバカップルふたりと、その周囲の人々。このシリーズが始まった当初とは、少し話の雰囲気が変わっているのかな、となんとなく思うのは、(読む人によって受け止め方も違うのだろうけれど)小山田君と小沢さんの遣り取りがやたらテキストくさいというか、たまーに、綺麗事を舐めているような按配で進むのが気に掛かった。いいんだけど…、いいんだけどなあ。そういう漫画なんですけどね、きっと。基本的には甘ったるいのだけれど、きっちりあっさり締めるところは締めてくれる。そんな終わり方。


【◎】「空が灰色だから 3」阿部共実

2013年05月19日 17:28

 読みました。
 ガッツンガッツン感性を刺激してくるオムニバス短編集。荒々しくも繊細な描写を含むところがあるというか、妙に理屈っぽい狂気がそこかしこにあるのがたまらない。胸にねじ込まれるような感覚に読者が慣れ出したら、もう戻れないのだろうかと思う。思春期の少年少女って、そうだよねー、ぐるぐる渦巻いてよく分からない思考回路してるもんねー、なんて思っていたら、その登場人物が成年以上だったりしてワケわかんない混沌があったりして大好きです、こういうの。
 …最後の話は物凄いことしてると思う。自分が「特別」だと思うことへの批判。


【△】「ひらめきはつめちゃん 1」大沖

2013年05月13日 17:16

 読みました。
 まさかの箱漫画。
 これは…、アカン。(アカン)というか、いいのかな、このクオリティで連載って。ウェブ漫画とか、いまどき、ちょっと検索を掛ければタダで見られるものが幾らでもあるというのに、なんてことをまず考えてしまう。コストパフォーマンス的には相当悪いものを抱えていると思われるのですが。
 そう、詰まらんです。


【○】「おたくの娘さん 9」すたひろ

2013年05月09日 17:13

 夏に続き、冬のコミックマンケットに参加することになった叶たち。そんな中遙は、いつもの男性向のサークルではなく別名義で参加することに。今までの人気を捨て、作家として新たな道を歩もうとするが―!?

 ということで、読みました。
 インパクトのある表紙! 本シリーズの様々な要素がしっかりと盛り込まれた良い表紙だと思います。良い意味でも、悪い意味でも(笑)。そんなこんなのコミケ回。単行本では一言で表せるけれど、連載する側にとっては半年ベースの話なのよね…、テンションを維持するのが大変だ。話の筋が変わってしまう恐れもあるし。それでも作者のコメントでは随分エピソードが削られているみたいで…、魅力ですよね、やはり、コミケは。
 ラストのラストで、まさに物語の本筋に触れている箇所があって、物凄い「引き」だなあ、と続きが気になってしまいます。


【○】「おとなの1ページ心理学 3」ゆうきゆう・ソウ

2013年04月16日 16:12

 読みました。
 心理学…、心理学…? コンセプトは多分、変わっていないはず。
 真面目にバカやってる面々も相変わらず。
 読者の感じる脱力感、しょうもなさも相変わらず。
 ハイテンションをメインに(ベースに)突っ走る漫画だと思うので、もっともっと真面目にバカやって欲しい。


【○】「カブのイサキ 6」芦奈野ひとし

2013年04月15日 16:06

なぜだか地面が10倍になった広大なこの世界では、ヒコーキが足代わり!毎日が冒険だったイサキですが、なんだかギモンを感じてきました。日常なのに、なんだか自分だけ違和感を感じているような……。世界のフシギが目を覚ます、完結巻の登場です!

 ということで、読みました。
 芦奈野氏は、いわゆる「透明感」という表現がぴったり合う作風の作家だと認識しています。空間に空気…、大気を感じさせる今シリーズ、今回で閉幕。なんだか、すとん、と、それでいて、ふわっと、終わった。そんな感じ。劇中の謎らしい謎は敢えて謎のままで、主人公が自分の世界に対して疑問を抱いた瞬間、その世界はほろりとほどけて溶けてしまう。イサキの視点は読者が「世界」を捉えるものにシンクロしていて、意外にも「我々」は世界に置いていかれることを甘受しながら生きていくんだなあと思いました。
 そんなわけで、最終話はもうひとつの第一話。


【○】「おたくの娘さん 8」すたひろ

2013年04月06日 22:25

 耕太が片想いをしていた管理人さんには、大きな秘密があった。その突きつけられた現実から立ち直れず、ギャルゲーに没頭する日々を送っていた耕太。そんな父親の姿を見た娘・叶はなんとかしようと立ち上がる―!!

 ということで、読みました。
 7巻のインパクトがあまりに強かったもので、今回の冒頭もなんだか、やっぱり、濃いなあ、と…。主人公が完全に霞んでしまったので、殆ど仕切り直しのような感じです。頑張れ、遥、頑張れ。…何を頑張れ? そんな昨今です。細かいこと考えずに、くっついちゃえばいいのに! と、また勝手なことを考える読者である。鈍感な男は漫画的にはそりゃあ面白いんだけれど、本作もちゃんとホームドラマがしたがっているよなので、静観の一手。
 …すると案外、どうしてもっと早くにそうしなかったのだろうと改めて思ってしまう意外な展開がラストに。


【○+】「昨日なに食べた? 6」よしながふみ

2013年04月06日 20:23

 簡単レシピで美味しいご飯をいただきます!
 今巻のメニューは「さばのみそ煮」「たけのこごはん」「チンジャオロースー」「水餃子」「サーロインステーキ」「卵ときゅうりのサラダ」「ひじきのトマト煮」などなど……メニュー色々!

 ということで、読みました。
 よしなが氏って、ネームを読ませるスタイルの漫画の描き方をする方なので、筧さんの料理シーンを見ていると如何にも料理レシピのコミック本みたいな感じがしてきて面白いです。その直前に幾らでも深読みが出来そうなジェンダーなエピソードが繰り広げられていようが、読者は食欲に負けて淡々と読み進めてしまうのである…。基本的にオトコメシなので、真似をしようとすれば難しくない献立ばかりだし(中年男ふたりのための飯だものな)、日常と食事のシーンが決して乖離していないのも、また良し。
 47歳…、若いおっさんたちだな、ホント。


【○+】「深夜食堂 9」安倍夜郎

2013年04月01日 21:04

 ご存じ、繁華街の片隅にある小さな食堂。開店時間は夜中の12時から朝7時頃まで。メニューは豚汁定食にビール・焼酎・酒ーーただそれだけ。あとは注文してくれたら、できるものなら作ってくれる。
 そんな『深夜食堂』の最新第9集は、「きびなごのフライ」に「オニオンスライス」、「サイコロステーキ」、「ピーマンの肉詰」などなど、思わず腹と心をほっこりと満たしてくれるお品書きが目白押し。

 ということで、読みました。
 毎度、同じような感想になってしまって読者ってのは食い飽きない生き物だなあ、と溜め息を吐いてしまうのですが…、それでも、不思議と、夜中に本書のような食い物の本を読んでしまって、胃の辺りがすかすかするのを切なく感じてしまうのであります。「飯(めし)テロ」って言うらしいですね、こういうの。
 今回、なんだか、それぞれの話で登場する御飯やらおかずやらが、話の導入のためだけになんとなく引っ張り出されているような気がしたのは気のせいだろうか。以前はもう少し話の中心に食い物があったような気がするのだけれど。


【○】「百姓貴族 1」荒川弘

2013年04月01日 21:01

マンガ家になる前は北海道で七年間、農業に従事していた荒川弘。牛を飼い、野菜を作り、クマに怯え、エゾシマリスに翻弄される―年中無休で働き、切ない想いも多々あるハードなお仕事。「水がなければ牛乳を飲めばいいのに」。なんたって“百姓貴族"ですから!!知られざる農家の実態を描いた、日本初農家エッセイ登場。

 ということで、読みました。
 同じ著者の「銀の匙」と並列して読むと、なんとも奥深い面白さが湧いてくる「第一次産業」コミックエッセイ。荒川氏の実家が酪農家であり、農業中心の環境に揉まれて育った、という話は今となっては有名なところですが、こうも赤裸々な実情を語られると、現代人の「農業離れ」というか「産地離れ」というか…、製品を消費しているだけの一般人が大多数なんだなあ、と胸が詰まります。金で買えるから食い潰す、というのが当たり前の現代では、食物への有り難味なんて「薄れている」どころの話じゃないや。
 誰だって生き物のおかげで生きている。


【○+】「苺ましまろ 7」ばらスィー

2013年03月29日 19:27

 読みました。
 4年ぶりの新刊にもかかわらず、相変わらずヴィヴィッドかつソリッドな芸風で、不条理にならないギリギリのラインで可愛さを保っているのが末恐ろしい。冒頭の怒涛の「天丼」は、コピペと言うか海老が多過ぎて誰もがお腹一杯なんでしょうけど、僕は声を出して笑いました。可笑しかった。思いついたことを延々こなして笑いを誘うというのは如何にも小学生です。良いと思います。後半は案外落ち着いている印象があるというか、ニヤニヤというかニコニコしながら眺めていられるというか。
 「ほのぼの」とは呼びたくない空気だなあ、こういうの。


【○】「ニセコイ 2」古味直志

2013年03月19日 22:25

 楽と小咲は両想いながらも本人達に自覚は無く、進展がない。一方、親の都合で恋人のフリを続ける楽と千棘は、お互いの良い所を少しずつ認め始める。そんな中、楽と千棘は身内に嵌められ蔵で二人きりに!?

 ということで、読みました。
 案定、普通過ぎる。物語のベースでは新しいことをちゃんとやっているのに、読者はそこに新しさを感じない空気が否応なく横切っている。楽や千棘、小咲と共にドキドキハラハラしながら読み進めたいのに、そして作者もヤキモキさせながら読み進めさせたいのだろうに、全然、そういうことにならない。思わせぶり描写で引っ張り続けることが端から分かってしまっている、そしてその(悪い意味での)期待を全く裏切らないテンプレートっぷりは、イマドキではやはり「新しい」ということになってしまうんだろうか。
 小咲がつくづく素直に可愛い。


【◎】「STEEL BALL RUN 24」荒木飛呂彦

2013年03月16日 21:20

大統領を倒し、その野望を食い止めたジョニイ。だが、一瞬の隙を突かれ、何者かに遺体を奪われてしまった! 犯人を追う中、いよいよレースはFinal STAGEに突入する。レース、遺体争奪戦、そして世界の行方は――!?

 ということで、読みました。
 長かったレースが終了、そして第7部の完結。レースの決着に関しては、恐らく、これ以上ない予定調和的なものだったのだろうと思う(優勝者が殆ど物語の表に出てこなかったことも含めて)。聖人の遺体争奪戦と完全に平行して描かれるのは不可能だったのではないか。しかし、最後の最後の、本当に最後まで、勝者が予測出来ない物語だった。「勝者などいない」なんて一言で表すことも勿論出来るのだけれど、それでは報われない人が多過ぎる。敢えて言えば、ジョニィは救われてはいるのかもしれない。
 とある世界が一巡したことによる物語、完結。


【◎】「STEEL BALL RUN 23」荒木飛呂彦

2013年03月16日 21:19

無限の回転エネルギーを持った爪弾をくらい、永遠に続く回転のダメージから逃れられなくなった大統領。別の次元からジャイロを連れてくる事を条件に、無限の回転を止めるように要求する大統領に対し、ジョニィは…!?

 ということで、読みました。
 物語は確実に終わりに向かっている。それなのに、クライマックスを「突破」するとは思わなかった。忘れられていたかのように素晴らしいまでの盛り上がりを見せる、スティール・ボール・ラン、ファイナルステージ。最後の30分。確かに無量の繋がりの中、たったひとりの者を捜すことは大統領には可能ではあったかもしれない。可能性の話をすれば、そうだ。
 けれども…、ラスト・ラン・アンド・ラスト・バトル、これは、ちょっと、ドラマティック過ぎるだろうよ! まるで歴戦のジョジョ読者に捧げられたボーナス・トラックだ。


【◎】「STEEL BALL RUN 22」荒木飛呂彦

2013年03月16日 21:17

ツェペリ家に伝わる鉄球の無限の回転エネルギーにより、ジャイロはD4Cが作る次元の壁を突破。だが、大統領に深手を負わせるも、あと一歩のところで敗れてしまった。そして、大統領は残るジョニィの始末へと向かう!

 ということで、読みました。
 即死させない限り倒せない相手が有する力は、全ての攻撃を他人の元へ逸らす「不幸」の散在。試練と呼ぶには強硬過ぎる条件。紛うことなき、クライマックス! 次元の壁を越えて介入する無限の回転。ディアボロを髣髴させる「絶望の繰り返し」はファンなら大興奮必至のシーン。しかしそこから立ち直ってくる大統領スゲェ。ジョニィに面と向かって取引を持ちかける開き直りの良さといったら。…しかし、これって、絶対、裏切りの前兆だよなあ。そうとしか思えないんだが。どうなんだろう。ジョニィはジャイロを選ぶのか?


【◎】「STEEL BALL RUN 21」荒木飛呂彦

2013年03月15日 20:16

ルーシーを救出するべく、遂にジャイロ達が大統領と直接対決を開始。遺体を揃え、新たな能力を手に入れた大統領に追いつめられて行く2人は、ツェペリ家に伝わる更なる回転のエネルギーで反撃に出ようとするが…!?

 ということで、読みました。
 このラストシーンは誰も予想していなかっただろう。しかし、この世界でそれは摂理のひとつであったのかもしれないことを、長年の読者は悟っている。何故なら、読者のみが、この世界が一巡したものであることを知っているから。中身が替わっているように見えても、そこにいる者たちの命運は似通っているのだ。…彼はそのとき、確かに勝っていた。無敵と思われていた相手に勝利した瞬間であったのだ、それは。しかし常套手段と反則行為の違いなどそこにはない。それは、そう、やはり、「いともたやすく行われるえげつない行為」。


【◎】「STEEL BALL RUN 20」荒木飛呂彦

2013年03月15日 20:13

大統領をあと一歩の所まで追いつめるも、無惨な最期を遂げたDio。その事を知ったジャイロとジョニィはルーシーを救うべく、いよいよ大統領の乗っている列車に乗り込む事に。遂に始まる直接対決! 2人に勝機は…!?

 ということで、読みました。
 「クマに注意!」くどい!
 轢死とか圧死とかとは無縁の大統領、羨ましいです。「何かに挟まることで能力を発動させる」という条件が、言葉で示すとちょっと情けない響きがあるのは不思議。「どジャァアァァ~~ん」。口真似したくなるな、これ。…元々理解しづらいD4Cに付帯能力が。何が起きているのかワケ分かんない(のはいつものことかもしれない)けど、加速度は増していくばかり。面白さに付いて行くのに精一杯!
 いつの間にか始まっていたラストバトルが延々と続いていて楽し過ぎる。贅沢だ。


【◎】「STEEL BALL RUN 19」荒木飛呂彦

2013年03月14日 20:11

何者かの声に導かれデラウェア河へ辿り着いたルーシー。だが、そこで待っていた声の主は、何と大統領だった…! 遺体総取りを目前にして、船に乗り目指す場所とは? 一方、大統領の弱点を見つけたDioが再び追跡を開始する!

 ということで、読みました。
 見所盛り沢山。いつの間にかラスボスバトルにもつれ込んでいるような気がするが、気がするんじゃあなくて、もう、間違いなくそうなんだろうなあ。本編のはずのレースがないがしろにされている気もするけれど、そんなことを忘れてしまうくらいのビックリドッキリが盛り沢山。「ズキュウウゥン」とか、「何人も連れてくる大統領のえげつない行為」とか。えげつないなあ、本当にこれはえげつない。確かにこれでは本人を幾ら殺しても殺し切れない。
 忘れてならないのが「ユリウス・カエサル」。これでジャイロがシーザー・ツェペリであるということになる。面白いなあ。面白い。


【○+】「STEEL BALL RUN 18」荒木飛呂彦

2013年03月14日 20:09

Dioの持つ「左眼球部」を奪い、遺体に関わる者全てを始末するべく動き出した大統領。その突然の襲撃を受けたDioとウェカピポは、手を組まざる得ない状況に。未だ見えぬ大統領のスタンド能力、その正体とは…!?

 ということで、読みました。
 いともたやすく行われるえげつない行為。アレってまるごとスタンド名だったのか…。強烈。これまでで最も強烈なインパクトを誇るスタンド名だと思う。出典を知りたい。というか大統領、この能力に目覚めたとき、自らのスタンドに向かって意図的にそう名付けたのかな、これ…。二重に凄いセンスだ。これって特殊能力、の一言で片付けちゃっていいのだろうか、と疑問を残しつつ。多重構造の世界観を描きつつ。人外の力でもって対決するディオとファニー、そして再度ルーシーの視点へ。
 「冬のナマズ」は滅茶苦茶クドイが笑ってしまった。


【◎】「STEEL BALL RUN 17」荒木飛呂彦

2013年03月14日 20:07

8th.STAGE突入直後、「左眼球部」を奪う為、Dioを追跡するジャイロとジョニィ。挟み撃ちにするべく2人が離れたその時、大統領が背後からジャイロに近づく! さらに、ジョニィは突然、何者かに銃撃されてしまい…!!

 ということで、読みました。
 「殺すな…?」のシーン、とても良い。ジョニィのイメージを良い意味で覆す。
 さてさて、まさかの邦楽から、「チョコレート・ディスコ」。しかしそれも大統領の出陣によって霞んでしまう。まるで前座だ。大統領のスタンドも登場したけれども、そして確実に何らかの攻撃が行われているのに、何が起きているのかさっぱり分からない。「何が起きているのか分からない」のに「なんだか凄いことが起きている」ことだけ分かって、しかもその不可解状況の提示だけで面白いと感じさせてしまうのは、また凄いことだ。この辺の匙加減は絶妙で素晴らしい。




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