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「学園キノ」時雨沢恵一、読了。(☆☆★)

2006年10月31日 18:22

 そもそも形になることが有り得なかった本が登場しました。全編、悪ノリ、お約束、キャラ崩れ、読者に敵を作ること大前提…、しかし何もかも、作者の確信犯。「キノの旅」のセルフパロディにして、電撃文庫・海賊本収録作品の単行本化。つまりは公式同人誌みたいなものです。それゆえにテンションの高さと独特のノリ(アニメの描写を地の文で書いてみた、みたいな)に付いていけるかどうかで、本書をどれくらい楽しめるかどうかが異なってくるのでは、と思われます。
 しかし…、本書を手に取る人の大部分が、これまで「キノの旅」本編を少なからず読んでいる人だろうと推測出来るので…、ううん、「評価」は難しい。

学園キノ
学園キノ
posted with 簡単リンクくん at 2006.10.31
時雨沢 恵一〔著〕
メディアワークス (2006.7)
通常24時間以内に発送します。
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今日の一言

2006年10月30日 18:06

 野猿みたいな野心的なアーティストはもう現れないのかなあ。
 ふと思い出しただけです。

「悪魔と詐欺師」高里椎奈、読了。(☆☆)

2006年10月29日 18:15

 文庫版にて再読。やっとタイトルの意味が分かりました。最初読んだときに分かってもいいものなのだが…(ゼロイチが悪魔だ、ってことをついつい忘れてしまうのだよね)。秋と彼の絡みがなんとも腐女子好みでアレですが。
 あとミステリとしてもなんだか消化不良で、これは高里氏の確信犯だと思われるのですが…、ううん。

悪魔と詐欺師
悪魔と詐欺師
posted with 簡単リンクくん at 2006.10.30
高里 椎奈〔著〕
講談社 (2006.6)
通常24時間以内に発送します。

今日の一言

2006年10月28日 18:27

 ハインリヒの法則。

 大事故1件の裏には、小事故29件があり、
 その裏には、さらに事故に至らないトラブル300件がある。
 という経験則。
 これは生活上、如何なるケースにも当てはまる。

「DOGS BULLETS&CARNAGE 1」三輪士郎、読了。(☆☆☆)

2006年10月26日 12:58

 シリーズ化第1巻なのですが、同タイトルの前巻にあたる本を読んでいないひとにとっては、話の繋がり、取っ掛かりが非常に分かりづらいと思われ。絵柄はスタイリッシュで好きなんですけど、少し読者に不親切な開幕編になってしまっていますね。
DOGS BULLETS&CARNAGE 1
三輪 士郎
集英社 (2006.10)
この本は現在お取り扱いできません。

今日のフォト:「見上げる見下ろされる」

2006年10月25日 21:04

PA253774.jpg

「LIARGAME・3」甲斐谷忍、読了。(☆☆☆☆)

2006年10月22日 21:51

 ライアーゲーム、まさかの「敗者復活戦」。前回、賞金を獲得しつつもチーム戦を維持するために形式的な「敗者」となっている神崎直は、勝率10割だと推薦され参加するのだが…。
 もうこの存在すら胡散臭いし、ナオにその参加を持ちかけたのがあの人物だとあっては、読者はどこに罠が待ち受けているのだろうかと変な意味で警戒し、またその内容に期待してしまうのですが、宥められたり透かされたりの展開は、最早お約束か。
 完全なる窮地と、盲点を突いた戦略と、怒涛の逆転劇。最後の最後に告げられる、「ライアーゲーム」のもうひとつの姿。参加者全員が正直者であれば、誰一人「敗者」になることなくゲームを終えることが出来たという、ひとつの「真相」。この戦いを「騙し合いのゲーム」として捉えていては、決して見つけられない、ある意味では真実を捉えた姿に、少しばかりの感嘆。

Liar game 3
甲斐谷 忍
集英社 (2006.10)
通常24時間以内に発送します。

「NEEDLESS・5」今井神、読了。(☆☆☆+★?)

2006年10月22日 21:36

 現代版ハイテンション・バトル・コミックの代名詞。
 これは相当ひねらないと挽回は不可能だろう、と思われた絶体絶命の窮地から這い上がる方法は、果たして存在したのですが、これはちょっと色々な事情が交錯したなあ、と思われます。偶然だか必然だか、よく分からない。
 しかしまあ、本当に良くこのテンションが維持出来るなあ…。

NEEDLESS 5
今井 神
集英社 (2006.10)
通常24時間以内に発送します。

今日の一言

2006年10月21日 22:15

 コタツを出した。コタツムリにならずに何日過ごせるだろうか。

「モリログ・アカデミィ・3」森博嗣、読了。(☆☆☆★)

2006年10月21日 22:07

 3ヶ月に文庫が一冊刊行、というハイペースのウェブログ・ダイアリィ&エッセイ・シリーズ(何と呼べば一番適切なのだろうか)。ちょっと積読にしておくとどんどん発行されてしまって追いつかなくなりそうで、読者も駆け足ですね。しかし森氏、これもビジネスの一環として、同時に日課として続けていらっしゃる。前のウェブ日記シリーズもそうでしたが、他者に読ませることを目的として、金銭と引き換えに購入されることを念頭に置いた、最小限のエンターテインメント精神(これも変な言い方ですが)が持続するのは素晴らしいと思う。ただ日記が続いている、というだけでなく、その中には確かに様々な分野における持論を口にする場面も盛り沢山で、当然ながら全編、ポップでシックな森博嗣節で書かれているために、決して飽きることがありません。
 日常の彼方此方に見つかるささいな問題・課題を指摘するだけでなく、他人に譲らない持論を展開してみせる一方で、ただ自分の考える「答え」を示すのではなく、「これは自分で考えねばならない」という、読者には自ら考えることを遠回しに進める姿勢は、やはり、いち教育者。

モリログ・アカデミィ 3
森 博嗣著
メディアファクトリー (2006.9)
通常24時間以内に発送します。

「昨日、いえなかったこと」山田デイジー、読了。(☆☆★)

2006年10月21日 21:54

 甘酸っぱいっすねー。
 王道というか本格というか、初々しい少年少女ばかりを集めた恋愛小説でも読んでいるみたいな感覚で(山田氏の少年少女は、なんとなくそういう邪気のなさが一番いいと思うのですが)、逆説的に己の年を感じてしまいます。恐らく、漫画としても物語としても、対象年齢層は結構低いところを対象として描かれているのだろうと思うので、その辺りに関してはなんとも言えないのですが、多少絵柄が不安定なところも見受けられるようです。
 偉そうですが察してください。

昨日、いえなかったこと
山田 デイジー
講談社 (2006.9)
通常2-3日以内に発送します。

算数

2006年10月20日 22:26

 簡単な算数の問題。
 1億円って、どれくらいの価値があるだろう、という疑問に対し、金銭的価値での比較は幾らでも出来るので、今回はその物理的な重さで考えてみました。
 日本銀行によれば、1億円のパックは約10キログラム=1万円札1枚辺りの重さは1グラムということらしいです。紙幣の重さなんて考えないけれど、コピー用紙みたいに薄っぺらくはないものね、割としっかりした作りで、しっかり1グラム。これは1円玉の重さとだいたい同じということになります。
 では1円玉1億枚が何キログラムかと計算してみると、1億グラム=100000キログラム=100トン。10メートル×10メートルの箱に水を満たしたときの重量に匹敵。ということは…、僕の住んでいる家が楽に1円玉で丸々埋まってしまう。想像したら怖くなった…。
  ***
 さて…、以上の計算で導かれた答えから受ける印象は、人によっては異なると思います。例えば、「1億円分の1円玉、という物量の凄さ」とか、視点をちょっとずらせば「1円玉換算で10キロに相当する1万円札の価値」とか。「比較」の対象によって、受ける印象も異なってきますね。
 
 試験勉強に飽きたので、どうでもいい計算をして気分転換してみました。1億円あれば、何年働かずに暮らせるかな、とか、計算しようと思えば直ぐに結果が出るのだけれど、これはあまり積極的にやってみようとは思わないな。虚しいから。それくらい、「1億円」というのは、一般人にとって「金銭的数字」に過ぎない概念であるということだろうか。

今日の一言

2006年10月19日 17:45

 歩行者は、自然と左側通行になるらしい。
 右端を歩くと、障害物があるとき利き手が自由に使えなくなるから?

「QED ventus 御霊将門」高田崇史、読了。(☆☆)

2006年10月17日 19:42

 桑原崇と奈々、沙織の棚旗姉妹のお花見は、いつしか日本三大怨霊として畏怖され続ける平将門の名所行脚へと一転。「神田明神」から始まり、成田山までをめぐりながら、歴史の謎が少しずつ解き明かされ…。「QED」第12弾。

 うーんうーん。
 今回は「ventus」ということで、「観光&歴史」ミステリの流れである「QED」なのですが…、まともに観光するばかりで、歴史の紐解きに関しては素人目からしたら、あまり面白いところがなかったような…。
 「平将門は怨霊ではなかった!」と言われても、全然ピンと来なかったです。なんだか本書を含め、「ventus」はシリーズ自作への繋ぎみたいな印象があるなあ。

QED-ventus-御霊将門
高田 崇史著
講談社 (2006.10)
通常24時間以内に発送します。

「その向こうの向こう側・4」渡辺祥智、読了。(☆☆★)

2006年10月16日 19:32

 うーん。なかなか話が進まないな、という印象が変わらない。
 相変わらず、はわわわ。

その向こうの向こう側 4
渡辺 祥智
マッグガーデン (2006.10)
通常24時間以内に発送します。

今日の一言

2006年10月15日 22:12

 昨日の飲み会で正式に判明。どうやら、

 ビール<<ウイスキー<焼酎<日本酒<<リキュール

 くらいの好きさ加減。
 リキュールというか…、アルコールのジュース割りよね、つまり。

今日の一言

2006年10月14日 23:31

 もう今更、食べられない。幾らでも大人買い出来るのに。
 漫画に出てくるようなペロペロキャンディ。

ちょっとショック。

2006年10月14日 23:30

 寝ようかな、というとき、そのちょっと前に布団に潜って寝転んだまま本を読む、ということが、十数分も続けられなくなりました。直ぐに眠くなる。ほんの2.3年前は普通にしていたことなんだけれど。
「もうそういう年になってきたんだよ」
 同僚の叔父さん方に言われた。案の定。

「顔のない敵」石持浅海、読了。(☆☆☆★+★?)

2006年10月13日 20:36

 1993年、夏。カンボジア。NGOのスタッフたちが地雷除去を続ける中、突然の地雷の爆発音が轟いた。これは、純然たる事故なのか? 表題作を含め、「対人地雷」をテーマにしたミステリー6編と、処女作短編を収録。

 短編集であることもあり、割とシンプルな作りの話がまとめられています。勿論、石持氏といえばこれだ、と僕が思っている、丹念なロジックと逆転の発想による真相の意外性、トリッキィなホワイダニットは全編に健在。登場人物個々人の描写に筆を費やすことを半ばおろそかにしてまで、普段あまり読者が想定しないであろう「地雷」という存在を浮き彫りにしていくやり方は、地雷を扱う者たちの、地雷そのものは勿論、それに影響される第三者に向ける思いをストレートに読者に見せ付けてくれるので、ある程度成功しているようです。
 本書がミステリである必然性はあるのか、という批判にも、本書がこうしてまとめられたこと、そのものに、少なからず多くの人に、少なからず関心を抱かせる切っ掛けになり得るのではないかと思われるのです。
 幾つかの事件の犯人は殺人の動機の根本が地雷の存在そのものにある、と解釈されることによって、罪を背負い、刑事罰を受けずに社会奉仕を続けるのですが、こういう、善悪を敢然と描かないところは石持氏らしいですね。

顔のない敵
顔のない敵
posted with 簡単リンクくん at 2006.11. 5
石持 浅海著
光文社 (2006.8)
通常24時間以内に発送します。

今日のフォト:「天使やも知れぬ未だ知れず」

2006年10月12日 22:07

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[今日のフォト:「天使やも知れぬ未だ知れず」]の続きを読む

今日のフォト:「小さい秋をお届けします」

2006年10月11日 22:03

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「ハイド・アンド・シーク」鑑賞。(☆☆☆★+★?)

2006年10月10日 23:55

 母親を亡くし、心を閉ざした幼い娘が、引っ越した郊外の家で遊んでいるという「チャーリー」という架空の友達。父と娘の周囲で起こる、不吉でしかない数々の不穏。娘は病気なのだという確信を深める父親に、娘は「チャーリーはいるのだ」と訴える――。ホラーであり、スリラーでもある。「結末は、誰にも教えないでください」という枕詞が付いていて、例の「シックス・センス」系なのかな、とついつい警戒心が出てきましたけれど。
 しかも、たまたまamazonのレヴュで、それっぽいコメントをしていた人がいたので、本作のオチに当たる部分にはかなり早い段階で見当が付いてしまっていた。事実、ミステリとしては最早禁じ手の類になってしまうだろう、「本人が犯人」というギミック。順当過ぎてもう意外ではない展開に見切りをつけても良かったのだけれど、演出の良し悪しもあって最後まで恐怖感、緊張感は持続していた。
 それだけに、そんな想像の一段階上を行くラストシーンには言葉を失った。これはいったいどういうことなのかと、エンドロールが流れ始めたときの、物語の余韻にはどっぷりと浸かってしまいました。アンフェアギリギリだけれど、その方が物語の整合性としてはしっくりくるようにも思える。ただその結末に向かうための物語作りがされていたのかどうか、ということに関しては、正直、首を傾げざるを得ない。見せ方って難しいですね。

今日のフォト:「廃れ行く者」

2006年10月10日 19:35

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今日の一言

2006年10月10日 19:29

「頭痛が酷いので今日は仕事を休ませてください」
 そんな言い訳、出来ないし、したくもない。

今日のフォト:「捕らえる者を捉える」

2006年10月09日 19:29

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今日の一言

2006年10月08日 21:10

 髪を切りました。僕は旋毛(つむじ)が二つあるらしい。

「交換殺人には向かない夜」東川篤也、読了。(☆☆☆★)

2006年10月08日 21:07

 私が殺してあげましょう。そのかわり、あなたも――。その冬いちばんの雪の夜、交換殺人は密やかに実行されようとしていた。私立探偵・鵜飼とその弟子・戸村は真相をつきとめられるのか。企みと驚きに満ちた本格推理。

 タイトルの通り、交換殺人を扱ったミステリ…、というか、このタイトルで交換殺人が扱われなかったら、どんな手を使われてもアンフェアであるような気がしますが…。そんなわけで、読者は物語の冒頭以前から、本作のトリックを見破る手掛かりを与えられているに等しい。普通ならば繋がりのない二つの殺人があり、「それが実は交換殺人だった」という真相へ向かわせるのが定石。しかし本書に関して言えば、読み進めるうちに殺人が起きたなら、読者の視点は自然、「誰と誰が交換殺人を行ったのか」という事件の核に向かうことになる。そこまで手の内を見せておいて、読者を如何に欺くか。作者の技量も相応に求められるというものです。
 劇中、実はそれほど事態は素早く進行しないように思えます。基本的に、事件の渦中はとある雪の夜を中心に展開するためですが、ゆめゆめ、気を抜くことなかれ。飄々とした語り口は、ユーモアミステリに括られる軽い手応えのものなのですが、苦笑いをしつつ気をとられていると、思わぬところで大胆な伏線(女優と刑事と婦人の三役を演じたあの女性のことですよ)が紛れ込んでいたことに後々、気づくことになるでしょう。交換殺人が二者間でなく三者間で行われていたのではないかとか、随分無理をして想像してみたのですが、叙述トリックを絡めて、交換殺人が現在と過去、二度行われていたことを仕掛け抜いたのには唸らされました。
 
交換殺人には向かない夜
東川 篤哉著
光文社 (2005.9)
通常2-3日以内に発送します。

「セルラー」鑑賞。(☆☆☆★+★?)

2006年10月06日 20:45

 開幕から持続する最高潮の緊迫感、ノンストップ・サスペンス。
 誘拐された科学教師が、破壊された電話を繋ぐことによって偶然、一本の携帯電話との通話に成功する。その持ち主の青年を引きとめ、どうにかにて状況の好転を図ろうとするが…。頼りは電話一本、しかもいつ途絶えるか分からない携帯電話。警察に知らせようと署内に青年が行くと電波が途切れそうになったり、バッテリーが切れそうになったり、混戦したりと、素材のリアルさよりも、展開のスピーディーさを追求したことによって、テンポ良く劇が進行している。多少のご都合主義的なところもあるとはいえ、またそれが意外とノリがいいというか…(あの兄ちゃんよ、筆頭は勿論)、緊張感漂う中で、軽い笑いを誘うようなシーンが沢山あるんですよね。
 全く身に覚えのない誘拐、という題材からどんな犯人側の動機が浮かんでくるのかと期待してたのですが、警察が犯人、という意外さがそれほど伏線として生きなかったし、動機自体も麻薬密売と、割と普通でしたよ。でもでも、本作の一番重要なモチーフアイテム、携帯電話はそりゃあもう最初から最後まで最大限に生かされていて(ラストの一言までも!)楽しかったですよ。

4th aniversary(仮)

2006年10月05日 22:35

 本サイトが4周年を迎えました。
 今月24日までは休止中です。
 なんだかやる気マイナスで申し訳ない。

今日の一言

2006年10月04日 20:32

 やっぱり5分探したくらいじゃ、見つからないか。
 四葉のクローバー。


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