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「からっと!・1」渡辺祥智、読了。(☆☆★+★?)

2007年04月30日 01:02

 新世紀の魔女っ子モノ…、こんな言い方は誇大的か。最早語り尽くされたと言われかねないこのジャンルですが、本作も決してそれらの潮流を越える…、或いは逸脱するような衝撃を読者に与えはしません。しかしある意味、現代の魔女っ子モノに鋭くメスを入れる作品となり得る可能性を秘めているように思います。ただし、物凄く投げ遣りな感情を伴って。
 この全編に渡って張られた脱力感を誘う雰囲気は、やもすればやっつけ仕事なイメージを読者に植え付けかねない境界線が見え隠れするのですが、渡辺氏の持ち味はその絶妙なラインにあることは承知の上。この脱力感が本書の持つ「新しさ」なのですが、「魔女っ子モノ」の持つジレンマ、「どうして私が戦うのか」という背反律、ボーン・アイデンティティに向かい合うひとつの姿勢にすら読み取れて、興味深いことこの上ないですね。
 肉うどーん。

からっと! 1
渡辺 祥智
マッグガーデン (2007.3)
通常2-3日以内に発送します。
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「ザレゴトディクショナル」西尾維新、読了。(☆☆☆★+★?)

2007年04月29日 21:08

 子供の頃から辞典を作るのが夢でした。今もまだ、夢のままです…。全460項目、15万文字書き下ろし。「戯言シリーズ」の舞台裏をある程度完全公開! 竹氏が描く4コマ漫画「戯言一番」を巻末再録。全編袋綴じ。

 本書を読書のカテゴリに入れるのはどうかとも思うのですが、新書の形態を採っているので、便宜的にこのままで。
 西尾氏のデビュー作にして最高の問題作「戯言シリーズ」が完結したことにより、作者自身が作中全ての基本用語、登場人物について解説をするという異例の「辞書」「辞典」。間違いなくシリーズ未読の人はネタバレ炸裂につき閲覧禁止! という、前編袋綴じの本であります。なので、何か書こうとすると「戯言シリーズ」のネタバレになってしまいそうなので、迂闊に筆を滑らせるのが怖いな。
 しかし作者本人独自の製作とはいえ、ここまで饒舌に解説しきってみせるのは凄いとしか言いようがない。多分読む人によっては自己満足、自己陶酔に映りかねない内容なのですが、しかし僕は非常に面白く読みました。西尾氏の独白がその多くを占めているので、なんとなくリアルの作者がリアルの世界について語っているような、奇妙な(メタフィクションとしての)生々しさが伝わってくるような…。
 シリーズ読者必読、とまでは言えませんが、当然、「西尾維新」という作者はフィクションである、という読み方も可能であるため、西尾維新を紐解くための一冊としてもなかなか興味深いことが多く盛り込まれています。読んで損はないでしょう。

ザレゴトディクショナル
西尾 維新著
講談社 (2006.6)
通常2-3日以内に発送します。

「アイデンティティー」鑑賞。(☆☆☆☆+★?)

2007年04月29日 11:16

 嵐により一軒のモーテルに閉じこめられた11人。極限の状況下、一人、また一人と惨殺され始める。残された誰もが疑心暗鬼になる中、彼らにある共通点があったことが判明する。一方、時を同じくして死刑を直前に控えた猟奇殺人鬼の再審理が行われていた。その彼にも同じ共通点が…。二つの事件が一つに繋がった時、想像を絶する衝撃のラストが待っていた!

 2003年度の祐樹一依ベスト映画。
 当時、ラストシーンを観て、
「ヤッター!」
 と快哉を挙げました(マジで)。
 閉鎖的な空間を用いたことで実に不穏な空気の中、進行する不可解な殺人劇。やがて不可解を通り越して不条理に一歩踏み込む新感覚のスリラー。冒頭から閉幕まで、決して気を抜けない、気を許せない。段階を踏んで実に巧妙なプロットによるミステリであることを体験出来る傑作。
 

今日の一言

2007年04月29日 11:00

「こういうときに限って…」
 という場面が多過ぎて困る。

「宇宙海賊みどりちゃん・1」佐久間智代、読了。(☆☆)

2007年04月27日 13:09

 やっつけ仕事に見える…。

宇宙海賊みどりちゃん 1
佐久間 智代著
新書館 (2007.1)
通常24時間以内に発送します。

今日の一言

2007年04月26日 14:26

「私のマイブームは…」
 僕の中で違和感があるセンテンスのひとつ。

「花とアリス」鑑賞。(☆☆☆☆)

2007年04月26日 00:51

 鈴木杏、蒼井優、両人の演じる、女子高生の日常の風景が素晴らしい。これがまた、何処かピントが合っていないようで、丸っきり素人の青春物語をルポタージュとして撮影したかのような匂いがする。でも、それは間違いなく俳優の「演技」に相違ないと思わせるところが巧さに違いありません。それは彼女らの歳相応の「それっぽさ」が醸し出しているナチュラルさに助けられているのかもしれませんが、それが物語を加速させる不意の展開とのバランスと釣り合っている。
 物語の風景が独特ののんびりとした世界観(細かいところでクスリと笑わせてくれるコミカルなパーツがちりばめられていて、それが物語を邪魔せず「世界観」に溶けている)にマッチしていて、何も考えずに最後まで観ていられました。アナログな編集を思わせる被写体の捉え方も、なんだか映画っぽくなくて、本作に関してはそれが良いと思える。
 半分くらいまで観たときに、ふと、
「まだ終わらないのかなー」
 と思ってしまったのですが、これは多分、飽きた飽きないの話ではなくて、ずっと観ていたいけどいつ終わってしまうのだろう、という感慨に近いものがあるな、と後で感じた次第。

「テキサス・チェーンソー」鑑賞。(☆☆☆★+★?)

2007年04月25日 03:30

 伝説のホラー・ムービー、「悪魔のいけにえ」。そのリメイク版。僕はオリジナルを観たことがないのですが、奥さんはオリジナル版の作られる切っ掛けとなった過去の事件(「エド・ゲイン」で検索、参照)を知っていて、今回観てみようということになったのですが…、空っぽの知識で観て良かった、というのが最初の感想。
 ホラー映画。その一言がズバリ当てはまるように思います。奇を衒った展開などなし、冒頭から付きまとうねっとりとした(舞台が夏のテキサスということで、初っ端から主人公たちは汗だくで非常に暑苦しいのですが)雰囲気に加算される不穏な予感、一体何が起きていたのか、という不穏、何が起きているのか、という不安、何が起ころうとしているのか、という半ばの恐怖と期待感。物語の中でまだ何も起きていないのに、これから絶対に何か恐ろしいことが起きるのだということが分かってしまうこと。これって、ホラー映画を観る上で観客が考えてしまうのは少しフェアではないことなのですが(それは本当の「空っぽの知識」ではない)、今回に関して言えば、その「恐怖への期待感」が最後まで持続した良い例のようです。
 もう少し分かりやすく言うと…、殺人鬼が人を殺しまくる映画。これではまだ、昨今のホラー・ムービーの残酷描写の物凄さに変わるところがないと思えるのですが…、しかしまあ、ありふれた映画を押しのけて、本作の怖さは尋常ではない。なんというか、救いがない…、救いようがない、というのか。「殺人鬼が人を殺しまくる映画」のくせに、なんなのだろう…、素人なので、あまり演出面に突っ込んだ感想を持てないのですが、恐怖ゆえに画面から目を離せない感覚。一瞬でも気を抜いたら、自分が奴に殺されてしまう、という、ある種、劇中の主人公とシンクロしてしまう恐怖感といったところか。
 しかししかし、何も知らずに本作を観ていて一番怖かった…、というか、救いようがないな、と思ったのは、恐るるべきなのが殺人鬼本人だけではなくて、その家族も含めた全員なのだということ。狂気も狂気、ホラー映画の本質の枠の、もうひとつ外側を覆う恐ろしさがここにはあります。全く意味のない虐殺と、それを支える意味のない装飾。互いに補完し合っていて、その不条理さが溜まらなく気持ち悪い。精神衛生上、よろしくないことは一目瞭然。


 ちなみに…、
[「テキサス・チェーンソー」鑑賞。(☆☆☆★+★?)]の続きを読む

今日のフォト:「廊下」

2007年04月18日 20:04

 ケータイのカメラで撮影。携帯電話のくせに400万画素で嫉妬。
20070414182427.jpg

今日の一言

2007年04月18日 19:57

「イチゴと同じくらいトロが好き」
 という言い方はどうなのかなあ、とふと思った。

「ピタゴラ装置 DVDブック・2」鑑賞。(☆☆☆☆)

2007年04月17日 19:54

 ピタゴラ装置の本、第2弾! 勿論予約して購入。
 あの「41番の歌」もフルバージョンで収録! 感激!

今日のフォト:「よつばと!」

2007年04月17日 19:51

 先日収穫した四葉のクローバーで色々撮ってみました。
  ***
 我が家の社長。
P4175175.jpg
  我が家の専務。
P4175170.jpg


[今日のフォト:「よつばと!」]の続きを読む

今日の一言

2007年04月16日 20:24

 誰でも2、3首くらいは覚えているでしょう?

 →百人一首

「らぶ・ちょっぷ!・1」森生まさみ、読了。(☆☆☆)

2007年04月16日 19:24

 主人公、と呼ぶにはストーリーテリングという言葉が似つかわしくない高校生、柊まめ。某小林クンと彷彿させる性格で(笑)、冒頭から随分とはっちゃけた子が出てくるなあ、と思っていたら、本当に言動が逐一変わっていて面白い。少しダークで、なのにほっこり意外に癒し系。しかし彼女が「癒し系ロボ」とは恐れ入った。これは誰も想像出来ないでしょう。ただ本当にそれが分かるのが唐突で、読者が即座に付いていけたかどうかは微妙な感じがする第1巻。
 登場人物がオムニバス式に語り手をバトンタッチする物語の流れも、悪くはないのですが少々尻切れな感じが否めません。もう少しじっくり描いてもいいのでは、と思った。しかし森生節はそこかしこに炸裂していて、久しぶりー、とにこにこしています

らぶ・ちょっぷ! 1
森生 まさみ
白泉社 (2006.10)
通常24時間以内に発送します。

今日の一言

2007年04月12日 19:44

 99%では駄目だ。100%でなければ駄目だ。
 ということも、たまには、ある。

「かみちゅ!」鳴子ハナハル、読了。(☆☆☆)

2007年04月12日 12:36

 取り敢えず読んだことだけ記帳。
 良くも悪くも最初から最後までほのぼの。潤いもアリで。

かみちゅ! 2
鳴子 ハナハル著 / ベサメムーチョ原作
メディアワークス (2007.3)
通常24時間以内に発送します。

3→5

2007年04月10日 23:53

 煙草。キャスター、スーパーマイルドからマイルドに替わりました。
 3から5。

今日の一言

2007年04月07日 21:57

 午後1時50分、若林豪氏と田中健氏を最前列で見ていたのは僕です。
 (マイナなネタ)

ぺっぺれぺっぺれぺっぺっぺ・ぺっぺれー

2007年04月02日 20:55

 ディアボロの大冒険をやってます。
 丁度これを知ったのが昨日、4月1日のことで、これは手の込んだジョーク(というか、画像を作成することでパロディとして成立させるネタ)だとひとり勘違いして笑わせてもらってお仕舞いだったのですけれど、よくよく見たら本当にゲーム化されていて驚愕の一言。
 さて…、簡単に言えば「『ジョジョの奇妙な冒険』の設定で『トルネコのダンジョン』」を作った、というものなのですが…、これが意外なほどよく出来てる。
 面白いっすね。ファン(同人)ゲームとして異色の完成度。「ジョジョ」好きな人なら細かいところでニヤニヤ面白いだろうし(回復アイテムが「カエル」なとことか)、ダンジョンRPGの武器や防具が「スタンド=ディスク」として登場するのも巧い。更に「トルネコ」をやったことのある人なら、間違いなくゲームそのものが取っ付きやすくてついついやり込んでしまいそうです。あいにく(?)僕は両方楽しんできたクチなので、もうウハウハです。
 2.3日は、こればっかやってると思います。あしからず。

 →「ディアボロの大冒険」公式サイト


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