スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

どうでもいいこと

2007年11月27日 22:27

■どうでもいいことを考えて気がそぞろに。

■リンゴが1個あります。
 貴方は、このリンゴを4等分して食べました。
 さて、貴方はリンゴを何個食べましたか?

■リンゴが1個、バナナが1個、ミカンが1個あります。
 さて、全部で何個?

3個、と答えた貴方…、続けて質問します。
 その3個は、「何」が3個


■どうでもいいことでした。
スポンサーサイト

「ゾラ・一撃・さようなら」森博嗣、読了。(☆☆★)

2007年11月22日 17:24

 不器用な探偵。端麗な依頼者。過去の遺物。名を馳せた者。殺し屋。森博嗣氏には珍しい、ストレートなハードボイルド。そう、私立探偵が主人公の、まさに紛うことなき「探偵小説」。
 このジャンルの小説を読み慣れた人が、そのカテゴリに内包される意味での「ハードボイルド」を意識して、その種類の期待しながら読み進めると、肩透かしを食うかもしれない。というのは、主人公の頸城が、ハードボイルド小説の主人公を担うには少なからず精神的に脆い性質の持ち主であることが顕著であるのです。これは森氏の確信犯的な書き込みであると判断して構わないでしょう。表向き、誰に対してもソフトな主人公が主人公のハードボイルド小説。森氏がそれを意図したかどうかは分かりませんが、面白い試みとして受け止められます。それが成功か否かは、各々の読者に任せるとして。
 しかし、文学上で言うところの「ハードボイルド」の定義にあまりにもそぐわない内容である(上っ面なハードボイルドかよ、と)ということは勿論なくて、冒頭に挙げたように、古くから描かれ続けてきた探偵小説のガジェットが数多く仕込まれています。作中、事件らしい事件が起きるのは割とページ数を経てからのことなのですが、そこまで読むのに退屈を感じさせない。その意味では、ちょっとシックな「『探偵』小説」であるのだと言えるのかもしれません。

 天使の演習、そして簑沢素生。ここで出てくるとは…。

「ゲーム」鑑賞。(☆☆☆☆★)

2007年11月22日 00:34

 大会社の経営者であるニコラスは、巨万の冨を持ちながら、私生活では殺伐とした孤独の世界の住人だ。誕生日を迎えた日、音信不通だった弟が現れ、お祝いにあるゲームに参加できるというカードをプレゼントされる。半信半疑でゲームに参加した彼だったが、次々と奇妙な事件に見舞われる。やがて現実と虚構の世界の狭間で、彼の精神的なバランスは崩れていくのだった。

 冒頭からラストまで一気に観ました。全編伏線のサスペンス(スリラー、という言葉をすっと使うのは何故か気恥ずかしい)。じわじわと主人公を謎の深みに追い詰めていく演出で、全く飽きずに観終えました。「CRS」というクラブの正体が少しずつ明かされていくにつれ、「自分とその周囲で何が起きているのか」すら分からなくなっていく恐怖を伴うゲームの行方。仕舞いにはもう次の瞬間にどうなってしまうのか分からなくなる展開が、連続して起こるから目が離せないのです。書籍で言うところのリーダビリティが凄い。全編伏線、と書きましたが、この映画はネタバレせずに感想を書くことが非常に難しい。ので、曖昧なことだけ書いて止めておきます。
 でもこれだけは言っておかないと。面白かったー。



 しかし…、この弟め、兄貴(ニコラス)の誕生日を祝うサプライズパーティーのために、よくもまあここまで手の込んだことをしたものだ、と正直呆れかえりました。あの請求書の束を見たら少し兄貴も心が晴れようというものだろうけれど…(オフィスを借り切ったりビルの電気系統をまるごと指揮したり、物凄い人数のスタッフを雇ったのだろうな)、ほんの一瞬、弟を手に掛けたことを悔いて自殺までした(ちょっとこれは視聴者に対して都合の良いサプライズ過ぎる感もあるが、まあ作中、あまりにニコラスの行動が操られ過ぎていることを思えば許せるか)いい年の男の心中を思うと、笑うだけでは収まらないものもあるような気もする。

「HOSTEL」鑑賞。(☆☆★+☆?)

2007年11月21日 21:12

 刺激を求めバックパッカーをしながらヨーロッパを旅するアメリカ人大学生ジョッシュとパクストン。途中、旅先で意気投合したアイスランド人オリーも加わり、3人は各地の快楽街に入り浸る旅を続けていた。そんなとき、東欧の田舎町にある"ホステル"には、男達が求める快楽がすべて手に入るという噂を耳にする。期待を胸に3人はその噂の"ホステル"へ向かう。噂は本当だった。しかし、夢のような日々に溺れる3人に、驚愕の事実と想像を絶する恐怖が待ち受けているのだった・・・。

 amazonの梗概より。
 というわけで一気に観ました。普通に見たらマジでひーひー言う。天国から地獄。
 途中で2度ほど、緊張感が削がれるシーンがあったのですけど(観ればはっきりと分かる)、もう少し巧く出来なかったのかなあ、と思ったり。でもそのくらいの息抜きがなければ息が詰まって最後まで持たないかもしれないなあ、と思ったり。
「ごめんなさいごめんなさい」
 とつい漏らしてしまった。海外旅行は恐ろしい、という話ではありません。
 まさにサディスティック。
 これだけえろぐろ満載にすれば、18禁にもなるわな、そりゃあ。

 お子様には全くオススメ出来ません。

「ジグ+ザグ・1~2」星野和夏子、読了。(☆☆★+☆?)

2007年11月20日 21:43

 ひとりぼっちの、孤独なボクに家族ができた!? たったひとりの家族を亡くし、星霜学園・月ヶ瀬寮に入寮した藤沢一意。ところが、ルームメイトはクセモノふたり。引っ込み思案で泣き虫、弱虫な一意は、彼らとのハチャメチャ学園生活で徐々にたくましく成長中!

 ひょいとページをめくったら黒髪猫っ毛+憂いな上目遣いの少年が目に飛び込んできて、腐れな自分が本を掴んでレジにまっしぐらしてしまったわけなんですが。何年振りかにそんなことをしたよ…。男女問わず総受けな少年(失笑)をここに発見。稀少種ですよ、姐さん。
 恐るべし、藤沢一意。いや、そういう目的で買ったわけでは…。
 お話は割とフツウなスクールライフで、一般人の読者にも優しい作り(笑)。でも本当に引っ込み思案で弱気で直ぐに弱音を吐く一意に、段々ムカッ腹が立ってきちゃいまして。ほんの少しずつ(たくましく??)成長している…、ような気もするし、いつまでもダメッ子のままでいるようにも見えるしで、そこまでダメダメにすることないじゃないかと、星野氏にツッコミを入れたくなってしまいました。もっと大人にならなきゃな、自分。

「極め道」三浦しをん、読了。(☆☆★)

2007年11月20日 19:41

 普通に生活していても、感じることは無限大。ぜんぶ言葉にしてみたら、こんな感じになりました。注目の新人作家、エッセイ第1弾。

 今や直木賞作家である三浦しをん氏の、エッセイ集。文庫本ですが、近刊です。処女長編「格闘する者に○」が世に出る前にウェブ連載されていたエッセイをまとめたのが本書。ですので、確かに間違ってはいないのだが、上の文は、ほぼそのまま、帯にも書いてあって笑ってしまいました。単行本は2000年発行だったみたいですが、今更、新人作家て。
 昨今の三浦氏に見られる、荒唐無稽な日常を変幻自在に言語化する、氏特有のはっちゃけたパワーが、この頃の三浦氏には、まだ、ない。良い言い方をすれば、下地が垣間見える、といったところでしょうか。というのも、本書が実質、三浦しをんのデビュー作であると呼んでも過言ではないから。初々しさが浮き彫りになってしまっていて、「もっと大胆に! もっと赤裸々に!」とついファンは願ってしまうのでした。偉そうだな。でも本当、これより続いていく様々なエッセイを読むと、大胆で赤裸々な三浦しをんが見られるのよ…。嗚呼。

ビデオショップ

2007年11月11日 19:41

 先週書くつもりだった短編が、今日書けました。
 先週書こうと思っていたものとは、全く違うものとなりました。
 3170文字。未完成。

マスター、あちらにも猫が」という台詞がこの話の元ネタ。(ネタバレ)
 これゆえに、本作は傷口十九氏に捧げます。

 以下、本編とオマケ。
  ***
[ビデオショップ]の続きを読む

CANARY CAGE

2007年11月03日 12:26

 久しぶりに更新しました。特に何かが変わったわけでもない。

「キノの旅・11」時雨沢恵一、読了。(☆☆☆☆★)

2007年11月02日 23:46

 読了。

 これぞ「キノ」という短編集。原点に返ったような沢山の「国」の話。どれも短い話なのだけれど、物語、と呼ぶべきものから、本当に「お話」と読んで差し支えないような、ほんの些細な情景を切り取ったようなものまで、千差万別。その中には、けれど、人の生き方に関わる運命を導くものや、本当に生命そのものを語られたものまであって、たかが旅人の寄り道風情の挿入話などではなくて、今までで一番面白く読めた。
 素材の扱い方も割と新鮮な感じがしましたね。基本的に現代的な社会観を直截的に用いない「キノ」シリーズにしては珍しく、電子ネットワークが普及した社会(機械化された擬人格のサイバーネットワーク)や、レトロな素材を用いてテロ活動が行われる社会が描かれているところに着目です。ファンタジーに「現代的」なフィクションを織り交ぜていくやり方には、これまでにない新しさが挿入されているのを感じました(無論、それによりこれまでとは多少、毛色が異なる一冊になっているやもしねぬ)。
 もうそんなにこだわらなくてもいいのに、と善良な読者は思っているに違いない、けれども作者本人が好きでやっているなら、僕らは微笑んで静観して楽しませてもらおうじゃないかと結局期待してしまう「後書き」。ああ、そう来たかと。読み終わって帯を外してから気づきました。アホかと。

「未来日記・4」えすのサカエ、読了。(☆☆☆)

2007年11月02日 22:05

 読了。

 無理無理に登場人物が現れては減っていく話だよなあ、と思っていると、思わぬところから不意打ちを食らう話となっている第4巻。多少唐突な感があるコインゲーム(裏か表かを賭ける、というシンプルなものだけれど、「未来日記」所有者にとっては難しいものではない)は、けれども命を賭けたゲームは十二分にサスペンスフル。「日記」の先見する未来のパラドックスを克服するトリックが用いられていて面白かったです。
 ヤンデレ街道まっしぐらな由乃がヤンヤンデレデレしております。もう不安でどうしようもない。これを正常な感性でもって異常と取るか、その中に愛情の欠片を見出すことが出来るかは、果たして正常な感性では図り知ることは出来るか否か。このゲームに参加している雪輝は、正常な感性の持ち主だといえるのかどうか…、つまり、由乃の理解者となり得るか、否か。「絶対に有り得ないハッピーエンド」に向かって突き進むしかない少年少女たち。「未来日記」争奪戦の「前提」、つまりルールは覆らないことを知らしめるラストシーンに、彼らはどう動くのか。



RECENTLY


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。