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トリック・オア・トリート!

2010年10月31日 23:32

「おかしをくれないといたずらするぞ!」
「どうぞ」
「え」
「どうぞ」
 日本は平和だなあ。
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【◎】「ソウ ザ・ファイナル 3D」鑑賞。(後半ネタバレ有り)

2010年10月31日 02:14

 本日ハロウィンに場違いな悪戯のように封切り、ということで、しかも3D映画、ということで、それも山梨では上映しない(かも)ということなので…、長野まで行ってきました。確か5年くらい前から、新作が出るたびに映画館へ行こうかどうしようか迷っていたのですが、最終作目にして我慢出来なくなって、やっとこ映画館で観てきました。「SAW3D」の感想になります。

 ジグソウの発案した殺人ゲームから奇跡的に生還した人々は心に深い傷を負い、救いを求めていた。彼らは自身もゲームの犠牲者であるとともに生存者でもある精神的指導者、ボビーのもとに集まってくる。だが、次第にボビーの暗い過去が明らかになってくるにつれ、新たな恐怖が忍び寄る。

 ということで感想でも書こうかな、と思ったのですが、なんだかお腹がいっぱいです。物凄い中身の濃い90分でした。
 巧くまとめてきたなあ…、としか言えないような気がするのですが…、最早、このシリーズに関しては同じ印象、感想しか出てこないのはある意味マンネリなのか、それとも新しい拷問博物館に出掛けて何を楽しみにするのかといえば、やっぱり残酷描写てんこ盛り、ということなのか。けれども元々、シリーズ通してが大きなひとつのストーリーの流れであるように作られ続けてきたものが、いよいよ7作目ともなれば、これまでの6作を全く観ていない、という人がストーリー的にも「罠」的にも追いつけなくなってもしかたのないことじゃあないのかな、と思わないでもないのです。それだけ、コアなファンが多数残り続けている、という事実はあるのでしょうし、本作がスプラッタてんこ盛りのホラー、或いはスリラー、それともサスペンス「映画」である以上は、その様々な映画的描写を楽しまなければ始まらないわけで…、段々、言い訳っぽくなってきましたが。
 4作目くらいから、既に脚本はかなりの割合で破綻しつつあった、というのが多くの人の感想に見受けられました。僕は正直、後付の設定も楽しめるものは楽しめる方で、そこにミステリ的な面白さが加わっていれば吸引力は落ちまいな、というユーザですので、1作目、2作目のような面白さと、その後の3~6作目の面白さ? とは、質が違うよなー、とは確かに思っていたので、その延長であるラストも、まあ、鑑賞者としては予定調和的な「面白さ」だったな、と考えております。

 開始から30分くらいは、残酷拷問シーンの連続でリアルに震えておりましたが、最終フェーズに向けて一気に突っ走っていくテンションにはもう静かな興奮を抑えきれない、というのはファンならではの毎度のところで、結局のところ、開幕からエンドロールまで、瞬きを我慢する勢いで見入ってしまいました。やっぱり最後もとても楽しく観ることが出来ました。それが何より、一番ではないかな、となんだかしみじみ思っています。
 そうか、これでシリーズ完結か…。「ソウ」が終わったら、次は何の映画を観ればいいんだろう。そんなことを考えている始末。ファンですね。


 ということで、具体的な描写はしない感想でした。
 具体的な描写をした感想は、隠しておきますので下からどうぞ。

[【◎】「ソウ ザ・ファイナル 3D」鑑賞。(後半ネタバレ有り)]の続きを読む

【○】「人間動物園」連城三紀彦

2010年10月28日 22:53

 記録的な大雪にあらゆる都市機能が麻痺するなか、汚職疑惑の渦中にある大物政治家の孫娘が誘拐された。被害者宅の至る所に仕掛けられた盗聴器に、一歩も身動きのとれない警察。追いつめられていく母親。そして前日から流される動物たちの血…。二転、三転の誘拐劇の果てにあるものとは!? 連城マジック炸烈の驚愕ミステリー。「このミステリーがすごい!」2003年版・第7位。

 ということで、読みました。
 同じく誘拐事件を描いた連城氏の傑作「造花の蜜」を読んだ後に、本作もあるということをようやく知って、これは読まないと、と意気込んで手にしたのですが。うーん…、どうしてこんなに読みづらいんだろう。事件の進行については実に独特な舞台を描いていて、捜査陣が正確な事件の様相をなかなか掴めない、という、一本通った軸がはっきりと存在するので、この事件は一体、どの方向に転がっていくのか、という興味は持続するのですが、如何せん人称視点がコロコロ動いて分かりづらい。誰がいつどのタイミングで何を感じ何を思ったのか、が非常に分かりにくく書かれているので(これが連城氏の意図的なものであるのなら、はっきり言って大失敗だと思うのだけれど)、読者にとっても状況の把握がしにくくて仕方ないと思う。
 この誘拐事件が何のための、誰のための「誘拐」であるのかが知れたときには背筋がぞわぞわしました。「どうなってんだこれ、おい、どうなってんだよ、これ」と何度呟いたことか。この試みは非常に面白い。しかしそれが判明したときの衝撃とは、世界が反転するようなカタルシスには遠かった。書きようによっては幾らでもインパクトのあるものに仕上がったと思うのに、とても惜しいなと思います。大雪の中の、白い世界の中での、静かな世界での、静かな衝撃。それはそれで、やはり面白いのですけどね。


木枯らしなう

2010年10月26日 23:40

■「RPG? ああ、ゲームマスターがいて、みんなでワイワイやる奴だね」
 なんて懐古的に回顧的に囁かれる日は来るのだろうか。

■嫁さんとじゃんけんするときには必ず負けてあげる優しい僕。
「最初はグー、じゃんけんぽん!」
 で、パーを出すのがポイント。
 「じゃんけんほい」?

■木枯らしが吹いて、突然に冬になりましたね。慌てて灯油を買ってきたり、石油ストーブを掃除したりとてんやわんやです。天気が良くないのでコタツ布団を干せず、今週はコタツはまだ無理だろうか…。週末も悪天候のようだし。
 家のヒータには部屋を暖め過ぎないように「ひかえめ」ボタンがついているのだけれど、こないだホームセンタで見掛けた同じ機種には「ECOボタン」という名称変更がされていた。「乗っかり」に見えなくもない。皆、布団に包まって過ごせばいいと思うよ!

■このところボカロを聞くことが多いので、そのせいもあるのでしょうが、「歌を聞いているとき」と「音を聞いているとき」があって、同じ曲を聞いても琴線に引っ掛かるときと全く興味が湧かないときがあるから分からないものですね。面白い。実際、音楽を聞いていて「気持ち良い」という感覚が生じることもあるみたいなので、あながち莫迦に出来ないのが娯楽という奴なんだなあと思う。
 ということで、「曲作りに『優等生っぽさ』はいらないな」と思った曲。

【○】「かんなぎ・2」武梨えり

2010年10月23日 12:53

 神木を伐られたことにより現代に顕現した神様・ナギに続き、今度はナギの妹をを名乗る「ざんげちゃん」がとある少女に憑依。そしてナギ様公式ファンクラブができたり、メイド喫茶で大騒ぎしたりとお茶の間感覚でお届けするアンバランス伝奇コミックの第2巻登場!!

 ということで、読みました。
 無防備伝奇コミック…、伝奇? そうなのか…、新しいなあ…。というイメージは1巻と変わらず。もっとしっかり危機感抱いてくれ、いや別にそれほど急がずしっかりしてくれれば取り敢えずそれでいいのでは、という、ぬるーいテンポがたまりません。ストーリーもなかなか進展しないのですが、1巻の表紙のように緊張感のないバランスは相変わらずで、なんだかそれでいいのかな、という気持ちにさせられてしまうのは中毒なのでしょうか。


【○】「猫の恩返し」鑑賞。

2010年10月22日 23:26

 主人公ハルはどこにでもいる不器用な17歳の女子高生。ひょんなことからトラックに轢かれそうになった猫を助けてしまったために“恩知らず”で有名な猫たちの“恩返し”として猫の国に招待されることになってしまいました。「猫になっても、いいんじゃないッ」。ハルのこのセリフは現代に生きる日本人が日常で感じている、つらい現実をちょっとだけリセットしたい気持ちを素直に表わしています。

 ということで、観ました。

 ユキちゃん! ユキちゃん!


【○】「野川」長野まゆみ

2010年10月22日 22:46

 両親の離婚により転校することになった音和。野川の近くで、彼と父との二人暮らしがはじまる。新しい中学校で新聞部に入った音和は、伝書鳩を育てる仲間たちと出逢う。そこで変わり者の教師・河合の言葉に刺激された音和は、鳥の目で見た世界を意識するようになり…。ほんとうに大切な風景は、自分でつくりだすものなんだ。もし鳥の目で世界を見ることが、かなうなら…伝書鳩を育てる少年たちの感動の物語。

 ということで、読みました。
 「長野まゆみの最高傑作!」と評した帯は確かに言い過ぎですが、これぞ長野まゆみの真骨頂! という言い方ならば、大きく頷きたいところです。文章を通して伝わってj来る、情景描写の巧みなこと。いつにも増して丁寧な景色の綴られ方で進む物語は、人物のエピソードよりも、人間や鳥たちの視点の先にあるものを読者も同時に追いたくなってしまう魅力を持っています。まるで短編であるようにさらりと読み進められてしまうのは、本書の「軽さ」という弱点でもあるのですが、その分、なんとも言えない余韻を残します。


【○】「ワナオトコ」鑑賞。

2010年10月19日 12:06

 金庫破りの前科がある内装業者のアーキンは、元妻が抱えた借金を返すため、再び罪を犯そうとする。仕事を請け負った宝石ブローカーの家に侵入すると、家の中で不審な足音を耳にする…。侵入者がもうひとりいることに気づいたアーキンだったが、時すでに遅し。いつの間にかドアは完全にロックされ、窓には板が打ちつけられていたのだ。「人間」を痛めつけ収集している‘ワナオトコ’が仕掛けた、華麗かつ残虐トラップの数々が襲いかかる中、アーキンは脱出できるのか―。

 邦題が最悪なのはもう勿体無いにもほどがある、という第一印象なのですが、これはこれで新しいタイプのホラー…、或いはサスペンス。用意周到しかしその効果は一目瞭然の罠を仕掛けた大胆不敵な相手と如何に渡り合うのか、見所は全編。なんというか「罠」の設置は凝ってるし、色々な意味で耐久力が有り過ぎな感のある主人公と「コレクター」がドタバタするしで、あまり脚本(ソリッドシチュエーションスリラー「ソウ」のシリーズ後半の脚本家のようです)の面でも精緻と言えるかは微妙なのですが、89分というコンパクトさの中に緩急交えて最後の最後まで油断させない作りは大好きです。


メエエエ

2010年10月16日 13:04

■今日、分かった。
「メエー」が羊。
「メエエエ」が山羊。

■禁煙36日目。昨日今日あたりがこれまでで一番吸いたい気持ちが強い。30日、60日、120日、180日、というような周期で、なんだかニコチン中毒の禁断症状が酷くなる、という話を聞きましたが、拷問ですかそれは。あと、ニコチンの旨さを知ってしまったら、あとはもう死ぬまで完全にタバコを絶つことは出来ない、ただひたすら延々と「禁煙」を続けるしかないのだ、という話も聞いたのですが、拷問ですねそれは。
 ということで(?)拷問から解放されてしまいたいがために、「吸いたいけど吸いたくない」という、例のジレンマティックな衝動は、まだ続いている。1本吸ったらあと19本残っている、だからひと箱も買ってはいけない、買いたいけど買うわけにはいかない、そんな試しの1本のために410円出せるか莫迦め。
 そんなに致命的な葛藤ばかりあるわけではなくて、大抵は直ぐに忘れてしまうのですけれど。
 タバコって怖いですね。

【○】「神様ゲーム」麻耶雄嵩

2010年10月16日 12:41

 小学4年生の芳雄の住む神降市で、連続して残酷で意味ありげな猫殺害事件が発生。芳雄は同級生と結成した探偵団で犯人捜しをはじめることにした。そんな時、転校してきたばかりのクラスメイト鈴木君に、「ぼくは神様なんだ。猫殺しの犯人も知っているよ。」と明かされる。大嘘つき?それとも何かのゲーム?数日後、芳雄たちは探偵団の本部として使っていた古い屋敷で死体を発見する。猫殺し犯がついに殺人を?芳雄は「神様」に真実を教えてほしいと頼むのだが……。

 ということで、読みました。
 「かつて子供だったあなたと少年少女のための」レーベル、ミステリーランド。その一作なのに…、言わずもがな、大絶賛の嵐ですね。語り手が小学4年生である以上、まるで全知全能のようで、もしかしたら超絶論理の思考能力の持ち主かもしれない少年とかは、やはり神様はいるのだと信じざるを得ない「世界は神の舌先三寸指先ひとつで思うがままの無為なものである」と認識しろと言わんばかりです。
 しかし本書の軸となる「事件」とは、一体何のことであるのかとか、何も考えずに読み進めては、本書の本質に至るのは難しそうです。最終章では時間差で3回くらいひっくり返るかと思いました。
 このラストって、真犯人は芳雄の母ってことですよね?


【◎】「カブのイサキ・3」芦奈野ひとし

2010年10月15日 12:37

 どーゆーわけか?地面が10倍になった広大なこの世界では、ヒコーキが足代わり!
 イサキとカジカ、そしてシロさんのゆったり生活は、新しい仲間・サヨリが加わってにぎやかに。そんな中、イサキの冒険心は広がって、富士山(標高約3万8000m!)を目指す旅に……!

 というわけで、読みました。
 ゆるやかに流れていく時間といつまでも変わらないような空気が漂う世界観。表面積が10倍の世界、だなんて、幾らでも「物語」が作れそうなのに、芦奈野氏の描く世界は、細かいことは気にすんな的な…、決して牧歌的であるだけではない、というのは一読して考えずにはいられないのだけれど、それを直截的に描くことをしないのが実に潔い。詳しくを敢えて描かずして読ませる、非日常日常コミック。


【◎】「キノの旅 14」時雨沢恵一

2010年10月14日 12:33

 読みました。
 初期の頃と比べて、現代ファンタジーっぽさが出てきていて、次第に薄ら寒いまでのリアルさが物語のそこかしこに仕込まれているような気がして非常に興味深く読んでしまいます。「此処ではない何処か」のお話なのに、現代劇で起こりかねないファクタを巧く取り込んで物語化している。他人事のような「お話」であるものとして読める僕らは幸せだ…。
 それにしても、もしかして苦しみながら毎回後書きを書かれていらっしゃるのでしょうか、時雨沢氏…、いやはや、「毎回後書きを楽しみに読んでいます!」なんてファンレターが届いていませんように! 届いているんだろうなあ、確実に。


【◎◎】「四神金赤館銀青館不可能殺人」倉阪鬼一郎

2010年10月12日 22:55

 花輪家が所有する銀青館に招待されたミステリー作家屋形。嵐の夜、館主の部屋で起きた密室殺人、さらに連鎖する不可能殺人。対岸の四神家の金赤館では、女の「殺して!」という絶叫を合図に凄惨な連続殺人の幕が切って落される。両家の忌まわしい因縁が呼ぶ新たなる悲劇!鬼才が送る、驚天動地のトリック。

 ななな、なんだこれー! 「三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人」と並べて読みたい(なんだか製作における精神が似ている、という話を聞いたもので)と思っていたので、ようやく読めて大満足。「黒鳥館白鳥館」も物凄かったけれど、今回も物凄いぞ倉阪鬼一郎! 不可能過ぎる犯罪、用意周到な探偵役、大胆過ぎる伏線、抱腹絶倒かはたまた感涙放心か。ただし本作はバカミスです。大真面目に読むほど莫迦を見る、ということで…、察してください。
 いやいや、僕は非常に非常に楽しませて頂きました。内容に付いてちっともコメント出来ないのも「黒鳥館白鳥館」と同じ。いや、あちらもそうだったけれど、本作の方が「館モノ」としてインパクトが大きいか(表紙もそうだしタイトルもそうだし主人公の名前もそうだし、23ページの辺りで実はネタバレしちゃってるし。酷いくらいの伏線の大胆さだと思う)。途中までは、なんというか…、やたら「下手な」小説だなあと中だるみが激しかったのですけれど、最後になってとにかくビックリしました。
 こういうタイプのミステリって、本当に新機軸だと思う。どれだけの人に受け入れられるかは別として…、ただのパズルじゃん、と言われたらそれまでのような気もしますよね。一体、何処から何処までが「ミステリ」なのか、だなんて、誰が決められるというのだ、一体。という思いが、本書のような新しいタイプの野心的な実験作を生み出す原動力になるのでしょうね。

 取り敢えず、倉阪氏には、お疲れ様でしたと言いたいです…。


【◎◎】「サマーウォーズ」鑑賞。

2010年10月11日 22:32

 『時をかける少女』の細田守監督が贈るSF青春アニメ。仮想空間OZが人々に浸透した近未来。内気な高校生・健二は憧れの先輩・夏希に頼まれ、彼女の実家を訪れる。個性的な家族の面々に振り回される中、健二は謎の数字が書かれたメールを受信し…。

 前回はテレビ放映を見たので、今回はノーカットで。面白かった!
 ネット上のシステムが現実世界のシステムにあまりに直結しているように錯覚を受けてしまうのは、説明に余計な時間が割けないために仕方がないのかも。お話の規模が家族単位でワイワイしてるセカイ系ということになってしまうのでしょうが、しかし物語を吸引する「必然性(俺たちがセカイを守らなきゃ!)」は括弧としてあるので、ドキソワしながら観ました。この辺は、あまり粗探しをしても仕方がない、というか、デジタルとアナログの対比こそが一番手っ取り早くて分かりやすい描き方だったんじゃないかな、と解釈します。結果的に「映画」を形作る手法として完成させるのに技術が要るかどうかは、受け手である我々には何処吹く風の議論なのでは。
 じゃないと、あの「人工知能の頭の悪さ」を指摘しちゃうぞ。
 ところで、カズマがメインヒロインだというのは間違いないと思う(笑)。「ヒロイン」というのは女性主人公の別称であるので、カズマも健二に並んで男性主人公、すなわち「ヒーロー」の一人と数えていいと思うけれど…、ヒーローか。健二とか佳主馬って、ちゃんとヒーローしてるんだけれど、ヒーローと呼ぶには弱いんだよね…。やっぱり日本の映画にはカタカナは似合わないな。


【△】「オーシャンズ12」鑑賞。

2010年10月11日 22:19

 物語は『11』で大金を盗まれたラスベガスのカジノ王、テリー・ベネディクトの復讐から始まる。2週間で1億9千万ドル(約195億円!)を用意しなければ、ダニーら”オーシャンズ”の命はない。しかし、彼らを追うのはベネディクトだけではなかった。より大きな獲物を狙って世界に乗り出したオーシャンズに、ヨーロッパ最高の強盗”ナイト・フォックス”が挑戦状を叩きつける。さらに、ユーロポール(欧州警察機構)の凄腕女捜査官がオーシャンズ逮捕に向けて動き出したのだ。表の世界でも裏社会でも国際指名手配に陥ったオーシャンズに、かつてない最大の危機が訪れる!はたして彼らは全世界をターゲットにした強奪計画を成功させ、その一流の実力を広く知らしめることができるのか。

 ということらしいのですが。
 「11」の続編ですが、2作目です(「オーシャンと11人の仲間たち」ということで、「オーシャンズ11」)。登場人物がごっちゃにならないように、出切るだけ前作の予習が出来ていればいいのですが、なかなかそうもいかないか。主要メンバーが11人いるのが前提の話ですので、それが把握出来ないと誰が誰やら誰とどういう関係なのやら、全然分からなくなってしまいます。怪盗窃盗トリックギミック何処へやら、などということになっては、この映画、ちっとも面白くなくなってしまいますのでご用心。
 でもでも、前作のような鮮やかなクライム・ムービーの続編を期待して観ると、どうしても肩透かしを食うのは否めないかも。確かに手際が見事なのは見事なのだが。
 中盤のメタ・ムービーっぽいところは好き嫌いがあるでしょうね。


【△】「ヒルズ・ハブ・アイズ」鑑賞。

2010年10月11日 22:14

 警官を退職したボブ・カーターが家族を連れてトレーラーで砂漠を横断中、故障により砂漠の中で立ち往生することに。だが、核実験場に近いその荒地には、突然変異を起こした食人一家がおり、カーター達との殺し合いが始まるのだった。

 梗概でネタバレしてしまうのは勿体無いなあ、と思う…。この2行で全ての説明がついてしまっている。
 ということで、良くも悪くもB級。スプラッタがいまいち恐怖に繋がっていないのは、やはり折角のお膳立てが生かしきれていないせいというか…、どうせやるならもっともっと「奴ら」のモンスターっぷり(しかし同じ人間なのだ、という恐怖)を前に押し出してしまっても良かったのではないかと思った。それはそれでちょっと違う話になってしまいそうだけれど。


「それは犯罪です」

2010年10月11日 22:11

■禁煙30日ほぼ達成。(わーわー)

■クルマの運転をしながら助手席の人と物凄く熱心に話し込んでいると、時間が経つのが物凄く早かったり、「あれ? もうこんなところまで来ちゃったんだ」と思ったりする。夢中になって会話をしていると、ケータイで誰かと話をするのと比べて、「クルマの運転」の片手間さに関しては殆ど変わらないんじゃないかというのが個人的な主観。多分、普段、口数が極端に少ない(ここ数年では相当改善が見られるのですが)僕だから思うことなのかな、と…。
 5年くらい前は道を歩いているとバイパスを走る車が25台に1台くらいケータイしてたのですが、今は100台に1台くらいになりましたかね。犯罪行為、犯罪行為。「飲酒運転は犯罪です」とか、もっと強調すればいいのにと思う。「皆、分かってやってる」という部分は変わらないのに違いないが、やはり。

■作業用BGM。ガバいいよガバ。ロッテルダムテクノとかトランスとかもいいよ。


■まさかの叙述トリック。

【○】「カールじいさんの空飛ぶ家」鑑賞。

2010年10月10日 22:10

 カール・フレドリクセンは78歳のおじいさん。風船売りの仕事も引退し、亡き妻エリーとの思い出が詰まった家で、一人きりで暮らしていた。ある日、カールはトラブルを起こし、老人ホームに強制収容されることに。その時、彼はエリーとの「いつか南米を冒険しよう」という約束を果たすため、人生最初で最後の冒険の旅に出ることを決意する。そして、大切な我が家に無数の風船をつけて、家ごと旅立った。目指すは南米の秘境、伝説の場所、パラダイスの滝!
 苦々しいこれまでの生活からようやく離れられ、久しぶりに穏やかな表情を取り戻したカールだったが、空を飛んでいる家の外からドアをノックする音が。空けてみるとそこには「お年寄りお手伝いバッジ」を手に入れて自然探検隊員のランクアップを目指す少年ラッセルがいた。やっかいなことになった、と思いながらも、カールはパラダイスの滝を目指す。思いもよらぬ運命が待ち続けているとも知らずに・・・。

 ということで、Amazonの熱のこもった梗概でした。
 ピクサーの仕事は毎度毎度素晴らしい…。うっとり。登場人物も物凄く限定されているのに、子供と年寄りの話なのに、後、犬とかしか出て来ないのに(笑)、色々と動きが充実していて面白いです。というか途中からこれがCGアニメだということをすっかり忘れさせてくれるクオリティ。
 ラッセル少年のイメージひとつで空気というか色が変わるのが凄いな。物語のかなり後半までうざったくて仕方なかったのですが、決めるところではやはり決めてくれるぜ、若いの…。あと、あまりにもコミカル過ぎるワンコには度々笑わせて頂きました。


【○】「ファイナル・デッドサーキット」鑑賞。

2010年10月09日 22:07

 死の運命を逃れた者たちに襲いかかる予測不可能な“死のトラップ”を描いた、人気ショッキング・ホラー・シリーズ第4弾。猛スピードで爆走するカーレースのサーキット場で、観客を巻き込む壮絶な大クラッシュが発生。スタンド席にいた若者ニックが見た予知夢のおかげで9人の男女が奇跡的に難を逃れるが、死の運命は彼らを見逃してはくれなかった…。

 今回は3D映画、ということで、成る程、やたらカメラに向かって物が飛んでくるシーンが多いと思ったら…、先端恐怖症の人には絶対に観ることの出来ないシリーズ映画のひとつである本作。「運命付けられた死の連鎖」にどう人間たちが立ち向かうのか、というメインテーマが、本作ではもうかなり薄いようです。折角の予知も全然役立っていないし、ひたすらピタゴラスイッチにドキドキする映画。
 グロさも満点ですよ。やはりこういうスプラッタホラー(サスペンスか?)の製作者は、シリーズが進むに連れて、テンションが上がるというか、悪く言えば悪ノリが進むというか…、「今回はシリーズで最も凄惨なシーンがてんこ盛りですよ!」なんてプロデュースを平気でしたりする。そういうのを喜ぶ人も多いのは分かるけれど、シリーズの「軸」を忘れないでもらいたいものです。


【○】「メイドいんジャパン・4」おりもとみまな

2010年10月09日 22:05

 読みました。
 もうなんだか色々いつ迷走にキリがなくなっちゃうんじゃないかと、酷くて有り得ないことばかりなんだけれど、みんな大真面目でこっちは笑うしかない。いやはや…、魔法使いだなんて都市伝説だと思っていたのに、いやいやいや…。
 気づいたら最終巻でした。ハッピーエンドなのか、これは。


【○】「LIAR GAME・13」甲斐谷忍

2010年10月09日 22:03

 難解度MAXの頭脳戦・“イス取りゲーム"も、いよいよ佳境!! アキヤマ、ヨコヤ、ハリモトの3グループによる三つ巴の戦いは、アキヤマグループ内の裏切りにより一変。共闘関係を結んでいたヨコヤ=ハリモトグループの一騎打ちが始まり、ゲームの局面が再び大きく動き出す―――。“心"を奪う老獪な戦略のハリモトに対し、論理的な策謀で場を撹乱するヨコヤ―――。強敵を前に、アキヤマと直は勝利を掴むことが出来るのか!? 次の一手が勝負を決める!! そして、待ち受ける波乱の結末!! “イス取りゲーム"編、ついに決着―――!!

 ということで、Amazonより、気合の入った梗概でした。
 読みました。
 うわああ、なるほど、これは思いもよらない力技だ!
 盲点や真理を突くのが得手な秋山が手をこまねいて一歩引いた姿勢で動静を伺っていると思ったら、まさかそんな。ゲームの最終勝者もこれは予想がつきませんよ。大逆転!(ただし、かっこわらい)


【△】「仮題・中学殺人事件」辻真先

2010年10月08日 21:58

 マンガ原作者、石黒竜樹が殺され、少女マンガ界の第一人者、山添みはるが逮捕される。次いで石黒とコンビを組んでいた千晶留美にも嫌疑がかかる。スーパーとポテトは、時刻表を駆使してみごとに犯人のアリバイトリックを見破る。続いて、二人の通う中学校で起きた密室殺人?!周到に仕組まれた謎とトリック。そして奇想天外な仕掛け。
 推理小説史上、さまざまな意外な犯人が考え出されてきたが、かつて読者を犯人にした作品があっただろうか。そう、この本の犯人は「きみ」なんです。辻真先の鮮烈なデビュー長編、ここに復活。

 ということで、読みました。
 至上初の「読者が犯人」であるという驚愕の真実に読者を導くミステリ! だったようです。刊行は40年近くも前、ということで、同じジャンルのミステリが多数刊行された今となっては、本書における「読者=犯人」にどれほどの説得力があるか、という点については、こなれた人にはお勧めはしにくいですね。今ではかなりの「挑戦者」が優れた作品を世に送り出しているのを読んできましたので、本作に関しては正直「ふうん」という感じでした。しかし、これが第一号か…、という感慨。作者本人が言及しているように、書き割りをなんとか脱したような、状況以外の描写が乏しいために、初心者向けという印象は否めないか。


【○】「デュラララ!!」成田良悟

2010年10月06日 20:19

 舞台は東京・池袋。そこは様々な思惑を腹に抱えた若者たちが集う街。
 非日常に憧れる高校生、池袋一強い男、情報屋、闇医者、ストーカー、“首なしライダー”etcが、事件をおこしたり、巻き込まれたり……。
 アクの強すぎる登場人物が織り成す、予測不可能なハイテンション・サスペンスアクション!

 読みました。
 読み始めと読み終わった後の印象が全く異なって見える、どのページを開いても「とんがった感じ」があって、とてもイマ風なモザイクストーリー。「表」と「裏」がテーマとなっているのは明らかで、しかしそう言及してしまっても全然ネタバレにならないような気がするのは、明け透けなネット社会の裏づけか? そんな若い社会がそのまま現実に表出したかのような街が舞台の、SFやらファンタジーやら。加速度が次第次第に増していく妄想トリップをどうぞ。
 ところで、セルティが女性と知れた場面で思い切り驚いてしまった僕は鈍感でしょうか。


【◎】「廃墟建築士」三崎亜記

2010年10月04日 20:00

 ありえないことなど、ありえない。不思議なことも不思議じゃなくなる、この日常世界へようこそ。七階を撤去する。廃墟を新築する。図書館に野性がある。蔵に意識がある。ちょっと不思議な建物をめぐる奇妙な事件たち。現実と非現実が同居する4編収録の最新作。

 読みました。この梗概は的を得ている。
 三崎氏の小説には、どう考えても非現実的なのに、不思議とリアリティを感じさせる奇妙な説得力に富んでいて、本書においても、明らかに「現実」では有り得ないのが分かっていながら、どれもこれも、短編で読むには勿体無いくらいの凝縮された世界図を感じずにはいられない面白さ、楽しさに満ちています。七階も、廃墟も、図書館も、蔵も、物語を設計するガジェットの一言で処理するには本当に勿体無い。


まさかのダイエット?

2010年10月04日 19:53

■涼しくなってきたので、またお弁当を作り始めました。
 それほど沢山は作らないので、身体を動かす仕事をしているために、夕方、小腹が空く。
 仕事帰りにちょっとコンビニに寄ったりして、菓子パンなどをひょいぱく。
 夕御飯を作って、普通に、まったり、むしゃり。
 夜、ネットをしながらポテチなどをむしゃり。

 気づいたら体重、平常時より2キロ増えたんですが。
 基本的にこの10年ちょい、「幾ら食べても全然太らない人」だったので、ちょっとショックです。
 腹筋も弱くなってきたしなあ…。胃下垂かってなもんだい。

【◎◎】「三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人」倉阪鬼一郎

2010年10月03日 19:44

 「4月9日(金)午前0:20にお越しください。お目にかかれるときを楽しみにしております。黒鳥館主人」
 招待状を手に東亜学芸大生・西大寺俊は黒鳥館と名づけられた壮麗な洋館に赴く。招待客は全員無作為に選ばれたという。ウェルカムドリンクを主人から受け取った西大寺は、館内の完全な密室で怪死。呪われた館を舞台とした凄惨な連続殺人の火蓋が切って落とされる―。復讐のため建てられた館で繰り広げられる大惨劇。

 読みました。
 「こ、これは…!」と誰もが唸る超絶ミステリ。しかし作者本人が認めているバカミスのようです。いやバカミスだ。近年稀に見る(製作側にとって)高難易度のミステリ。よくぞここまで様々な「伏線」を盛り込んだものだと感心を通り越してあきれ返ってしまいそうです。いや嘘です。
 正直、倉阪氏のバカミスということで、氏の作風をある程度知っている僕としては、開幕早々穿った見方をして本書を読み始めたため、「暖簾(黒鳥&白鳥)」と「死ね」は直ぐに分かってしまいました。もう後はひたすらニヤニヤニヤニヤしながら読み進めたのですが、それでもなおビックリした。そりゃあないだろう…、いや、アリなのか? いやいや、そう思ったら負けだ、といった具合に、物凄く楽しませて頂きました。本当、この密室トリックは凄いぞ。


【○】「夕凪の街 桜の国」こうの史代

2010年10月02日 19:42

 昭和30年、灼熱の閃光が放たれた時から10年。ヒロシマを舞台に、一人の女性の小さな魂が大きく揺れる。最もか弱き者たちにとって、戦争とは何だったのか……、原爆とは何だったのか……。漫画アクション掲載時に大反響を呼んだ気鋭、こうの史代が描く渾身の問題作。

 読みました。
 広島の話。
 と書くと、特に何も思うところはないのですが、本書は「ヒロシマ」の話なのです。
 たったそれだけでも、日本人であれば、その物語が何を描こうとしているのか、その片鱗が伺えてしまう。
 幸い、本書はそれから十年後の広島の町を発端に描かれていますので、つい読者が遠のいてしまうような描写はありません。けれども、日本人が「なんとなく」忘れかけている「ヒロシマ」の存在をふと、思い起こすだけでも、本書には小さな価値があると思います。


【○】「簡単に断れない。」土屋賢二

2010年10月02日 19:38

 教授が来りてほらを吹く。真摯な紳士の爆笑エッセイ!
 ほらを吹いても嘘はつかない、ご存知・笑う哲学者のエッセイ集。「中年女の美学」「髪の悩み」など教授の戦々恐々とした日々を笑え! 『週刊文春』連載コラム「棚から哲学」をまとめた第5弾。

 読みました。

 土屋さんの本は面白いです! これまでに土屋さんの本は全て読みましたが、どれもこれも、これまでの自分の人生観を裏返してしまうような大きな印象を深く心に刻み付けてくれます。というような感想を抱いてしまうような本を、是非土屋さんの助手の方には一冊、書いてみて頂きたいのです。あの方ならばきっと、お茶の水女子大の土屋賢二教授のような、読んでいて論理的なくせにちっとも納得することの出来ないエッセイよりも、素晴らしい本が書けると確信しております。どうぞよろしくお願いいたします。

 どうにかして巧いことを言おうと思った片鱗が伺えるが、無駄な足掻きだ。


タバコが値上がっても、平気、平気

2010年10月01日 19:25

■タバコ値上げの日ですね。
 以上。

■天一の日なので天下一品へラーメン食べに行って無料券をもらってきました。
 仕事が早く終わったので早めに行きました。並んでなくてよかったー。

 天下一品とは :  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E4%B8%8B%E4%B8%80%E5%93%81

 サイト : http://www.tenkaippin.co.jp/

■もうそろそろ我が家の金魚たちもダライアスシリーズに出演させてもらえるのではないだろうか
 家に来て2年半くらい経ちますが、そろそろコイになるんじゃないかというくらいに元気です。

 ダライアスとは : http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%B9



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