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【○】「この度は御愁傷様です」宮本福助

2011年10月31日 19:38

「遺産分配はダーツで決めろ」父はそう言って逝った。
 残された子供たち(中年)のいい迷惑な物語(喜劇)。

 ということで、読みました。
 亡くなった祖父の遺言から始まるコメディ劇。「ドタバタ」とはまさにこのことで、もうそこにいないはずの人に振り回される家族や知人やその辺の人! ホントにドタドタバタバタしっぱなしで、お悔やみを申し上げる空間なんて、そこには存在しないかのよう。成る程、人の生き死になんて、それとも、亡くなった人の残すものなんて、元来、ちっぽけなものなのかもしれない。けれども、本作のように他者をどうしようもなく奮い立たせる力も、人は残すことが出来るのだ。どのページを開いても、がっつりがっつり「人間」が描かれていて面白いです。


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【○】「ぎふと・1」山田J太

2011年10月31日 19:35

 ココロを覚える不思議なロボット・ぎふこ。いろいろな人間に出遭いあたたかいのに複雑な気持ちに触れることで、ぎふこは少しずつ成長をしていく――。日常の小さいけれど大切な「感動」を描いたハートフルストーリー。

 ということで、読みました。
 「人」の心を勉強するために毎日お出掛けを繰り返す女の子ロボットの話。考えていることが通じ合うキャンディが良いアクセント。ありがちといえばありがちなのだけれど、当然のように人間たちの綺麗な部分が沢山見受けられて読んでるこちらもほっこりしてきます。が、そこは単純な作りでは面白くないことを作者が良く分かっているらしく、(恐らく意図的に)語られるエピソードをその場凌ぎに集約させてはいない。「こんな話でした、ちゃんちゃん」ではないということ。読者が少し考えて物語の先を思い遣る余力が残されているのが巧い。


【△】「鹿男あをによし・1」万城目学・梶原にき

2011年10月31日 19:30

「さあ、神無月だ――出番だよ、先生」
 二学期限定で奈良の女子高に赴任した「おれ」。ちょっぴり神経質な彼に下された、空前絶後の救国指令!?

 原作等の前情報は一切無しで読了。
 正直、よく分からんかったです。伝奇か、それとも現代FTなのか。学園モノの括りで語っていいのでしょうか。落書きとか鹿とか同僚とか、何かありそうで何もないままなのかもしれない、まだ何も始まっていないし、何かが始まるという予感、と言うには話の運び方が弱い気がするし。
 続きを読むかどうかは評判を探ってからにするか。


【○】「午前零時のサンドリヨン」相沢沙呼

2011年10月30日 18:54

 ポチこと須川くんが、高校入学後に一目惚れしたクラスメイト。不思議な雰囲気を持つ女の子・酉乃初は、実は凄腕のマジシャンだった。放課後にレストラン・バー『サンドリヨン』でマジックを披露する彼女は、須川くんたちが学校で巻き込まれた不思議な事件を、抜群のマジックテクニックを駆使して鮮やかに解決する。それなのに、なぜか人間関係には臆病で、心を閉ざしがちな初。はたして、須川くんの恋の行方は―。学園生活をセンシティブな筆致で描く、連作ミステリ。全選考委員が「うまい」と評した第十九回鮎川哲也賞受賞作。

 ということで、読みました。
 正直、ライトノベルに近い構成なんじゃないかな、と思います。
「鮎川賞受賞作! すなわち本格ミステリ! 事件、探偵、推理、トリック、犯人!」
 と構えてしまうと、本作は素直に楽しむことは出来ないのかな、とちょっと考えてしまいますが、それでも処女作にしてこの完成度、という迎えられ方に偽りなし。少年少女の心の揺らぎとか、それが明け透けに見えるくせして見栄張って大人ぶったり孤独を楽しんでる振りをしたり、如何にも「今風」なのも強みかもしれません。クローズアップマジックの種明かしとミステリの謎解きが同系列に語られるべきものであるのでは? という作中の人物の発言には、我に返ってあたふたしそうになりましたし、これが「物語」であればすんなりと「解決」してしまうところに苦渋のひとひねりをしていたりと、読みどころ多数。
 日常の謎系で、「本格」度は低めです。


面白いと楽しいは同義?

2011年10月29日 18:50

■音楽については昔も今も素人ですが、他人の影響は受けにくいタイプ。
 たまに、あまりに吸引力が強い個人やジャンルがあったりして驚くのですが。
 今日の3曲は同じ作者の方。面白い。

 これは面白い。その上、「聞ける」曲。


 アンビエントたまらん。


 ムンベたまらん。

【○】「苺ましまろ・1」ばらスィー

2011年10月26日 18:47

 読みました。
 冒頭からいきなり絵柄が全く安定していなくて、誰が誰やら覚えるのに時間が掛かってしまいました…。
 段々面白くなっていくのが面白かったです。情けない。
 途中で読むのを止めようかと何度か思ったのですが、煙草少女伸恵姉ちゃんが禁煙する話でいきなり面白くなった。
 いいですね、なんだか世間は全く関係ないって感じで。シュールで。


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2011年10月25日 18:44

■悟りはあった。

 赦されるのを待つな。先に謝ってしまえ。
[---]の続きを読む

戒壇

2011年10月24日 18:33

■髪を切って、厄落としの旅に。言い訳ですね。
 甲府市の甲斐善光寺に行ってきました。
 500円の拝観料で、地下をゆっくりと巡る「戒壇巡り」が出来るとのことなので、入ってみた。
 真っ暗。本当に真っ暗。目を閉じたよりも真っ暗です。比喩としては中途半端だが…、距離にすれば10メートルもないのですが、くねくねとした板張りの道を手探り手探り、進んでいく心許無さ。そこに「怖さ」を見出す人は、何もないはずの目の前に「何か」或いは「誰か」の影を捉えてしまうからなのでしょうね。
 甲斐善光寺の戒壇巡りは「心」の一番長い「片」の部分の作りをしていて、その丁度半ばにはひとつの錠が掛かっています。鍵ではなくて、錠前の方。これに触れると、極楽へ行ける手形の代わりになるとか、寿命が延びるとか、色々いわれがあるそうです。逃さずに触れておきましたが、やはり暗闇の中でがりがり触るとなんだか妙なものです。
 そもそも「戒壇巡り」はここだけでなく各地のお寺さんに作られているもののようですが、俗世間から完全に乖離した空間を「参る」ことによって、それまでの自分から新しい自分に生まれ変わって地上に戻ってくる、ということが大事な解釈のされ方のようです。

Cf:「戒壇巡り」で検索 : http://www.google.co.jp/search?q=%E6%88%92%E5%A3%87%E5%B7%A1%E3%82%8A&ie=utf-8&oe=utf-8&aq=t&rls=org.mozilla:ja:official&hl=ja&client=firefox-a

 本家、信州善光寺でも参ってみたいですね、戒壇。

【◎】「阪急電車」有川浩

2011年10月21日 00:10

 電車は、人数分の人生を乗せて、どこまでもは続かない線路を走っていく―。
 片道わずか15分。そのとき、物語が動き出す。

 ということで、読みました。
 面白かったー。有川氏の書く恋愛小説は、個人的にドツボ過ぎて客観的な感想が書けない…、男の子も女の子も可愛いなあ。読んでいて照れますね。
 本書に関して言えばモザイクの入った群像劇が面白いですね。やってきた電車に乗った、それだけを切っ掛けにした出会い、次の駅で加わる人物、或いは途中下車する者、はたまた、終点まで共にする者たち…。物語の始まりと終わりを決定付けるのは、大抵、作者という名の神なのですが、乗り合わせ、巡り合わせ次第で、人の物語は縦横無尽に入れ替わり、成り代わるものだとつくづく思います。


【◎】「シアター!」有川浩

2011年10月19日 21:04

 小劇団「シアターフラッグ」―ファンも多いが、解散の危機が迫っていた…そう、お金がないのだ!!その負債額なんと300万円!悩んだ主宰の春川巧は兄の司に泣きつく。司は巧にお金を貸す代わりに「2年間で劇団の収益からこの300万を返せ。できない場合は劇団を潰せ」と厳しい条件を出した。新星プロ声優・羽田千歳が加わり一癖も二癖もある劇団員は十名に。そして鉄血宰相・春川司も迎え入れ、新たな「シアターフラッグ」は旗揚げされるのだが…。

 ということで、読みました。
 「だって○○っていうのはそういう世界だから」と業界の人が口を揃えて言う世界に、ぽんと自分の考えを率直に放り込める人がいたら、そこには小さな革新が生まれ得るのではないだろうか。これまでにも幾つもそんな挑戦的な切り口を描いてきた有川氏。今回も目からウロコが落ちそうな切り様をたっぷり堪能させて頂きました。「県庁」や「図書館」のような大きな規模の話ではないけれど、少し視点を変えるとこれほど舞台は変わる。舞台を担う人も変わる。革新を起こす本人すらも新しく変わっていく。そう、人も物も、変わり続けるものなのです。
 ラブよりも、ライクが多め。けれど、物凄く強い、「好き」。ナマの演劇が観たくなる一冊。


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2011年10月18日 20:54

■マミってませんでした。
 詰まらないミスでやらかしてしまったので今日は謹慎かと思ったら、生き恥を晒すかのように勤務してきたのである。
 落ち着かないので、取り敢えず今夜は落ち着いてマック。
 明日も仕事なので現実逃避に読書をすると、これがあまりに楽しい。読書、楽しい!
 そして一冊を読み終えて顔を上げると、途端に目の前に現実がやってくるのである。
 現実逃避と現実の境目があまりにもはっきり自覚できるので困る。
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2011年10月17日 20:40

■仕事マミったかもしれん。

カゲロウデイズ

2011年10月16日 20:38

■傑作。コメント非表示推奨。
 物書きとして垂涎の構成。
 というか、ずるい、こういうの。悔しくなる。

【◎◎】「県庁おもてなし課」有川浩

2011年10月15日 20:10

 地方には、光がある―物語が元気にする、町、人、恋。とある県庁に突如生まれた新部署“おもてなし課”。観光立県を目指すべく、若手職員の掛水は、振興企画の一環として、地元出身の人気作家に観光特使就任を打診するが…。「バカか、あんたらは」。いきなり浴びせかけられる言葉に掛水は思い悩む―いったい何がダメなんだ!?掛水とおもてなし課の、地方活性化にかける苦しくも輝かしい日々が始まった。

 ということで、読みました。
 高知県に実在する「おもてなし課」の奮闘劇。公私こもごも個性的な登場人物によって彩り溢れる物語として成立していて面白かった。それにとても勉強になりました。行政サイドの観光に対する考え方、或いは、行政の中にいることで「行政」に縛られてしまうことで人らしい考え方ができなくなってしまうジレンマティックな体制が非常に興味深いです。「県」の看板を背負うはずの県庁がお役所仕事では民間と調和が取れない。成る程…。ジャンルは違えど、民間企業の立ち上げるプロジェクトにも、本書で言うところの「民間意識」が「自己満足」的な形でしか表現出来ない人、或いは世代にとっては耳に痛いところも多いのではないかと感じられます。
 あと、本書の恋愛小説としての甘みもしばらく忘れられませんね。なんていうか、若さが溢れてるんだよなあ。


良いってなに? 悪いってなに?

2011年10月14日 20:43

■ついに、うちの嫁さんが「大豆」と思うだけでしゃっくりを止めることに成功!

■日記形式で綴られる物語スタイルで、トリックというかギミックというかガジェットというか、仕掛けをひとつ思い付く。
 メモメモ。単純に言えば一人称≠二人称

■いつもの戯言。
「クルマに付いてる方向指示器ってあるじゃん。
 そう、ウィンカー。
 あれって、いつ、どこで、何のために点けるか言ってごらん?
 …分からないなら免許返上しろ。
 あんたには運転は無理だ」

■そんなことを考えながら信号機を真下から眺めてたら、ゲシュタルト崩壊してきた。
423313291.jpg ←ね、この影になった黒い部分、変な感じになってくるでしょ?

■シュラフ(寝袋)って、キャンプや登山のレジャー専用用品だとずっと思っていたけど、「収納場所が少ないけど布団はないと困る」という需要に応えているのね。独り暮らしとか中布団とかで使うの、十分アリだな。長距離ドライブの仮眠とか車内泊でも運べるから当然可だし、非常時にも持ち出せるし。
 そんなわけで若干、検討中。

22時です

2011年10月12日 23:37

 こんな夜遅くにキーボードのキートップを引っこ抜いて風呂場でがしょがしょ洗って乾かしていたのである。
 いい加減にキーボードのキーの隙間に溜まった埃やらゴミっぽいものやらもしかしたら油っぽいものやらに辟易してきたけれども毎日毎日使っているものなので、なあなあもいいところで見て見ぬ振りをしてきたツケもが溜まっていたということなのだろうか。ともあれ。
 ちなみにキートップを抜くツールは嫁さんが針金で作ってくれました。
「原価、3円です」
 尊敬しちゃう。
 僕はひたすら二人ぶん引っこ抜いただけ。おかげで指の関節がかゆくてたまらない。
 おかげでとっても綺麗になりました。タイピングも心なしか軽いタッチで出来るようになったような感じ。


イケルクチ

2011年10月10日 20:26

■結構前からなのだろうけれど、コンビニでレッドブルが買えるのでたまに飲んでいる。
 今日は、レッドブルの隣にロックスターがあったので買ってみた。これはこれで結構好き。
 リアルゴールドとかライフガードとかデカビタCとかデカビタンとか、「栄養ドリンク的ジュース」が好きなんですけどね。
 ちなみにドクターペッパーもイケるクチです。

【○】「きのう何食べた?・3」よしながふみ

2011年10月09日 20:07

 毎日、美味しい。
 肉みそあんかけチャーハン、キャベツとあさりとベーコンの蒸し煮、野菜たっぷり具だくさん雑煮、鶏手羽先の水炊き、れんこんのきんぴら、サッポロ一番みそラーメン、うなぎと高菜と卵の混ぜごはん、おかずクレープ&おやつクレープetc.……おウチで食べよう。

 ということで、読みました。
 四十男が自分の将来を憂いたり親の行く末を憂いたりで、今回はなんとなく「フツー」な感じで話が進むなあ、と思っていたのだけれど、世間一般からすれば別段「フツー」ではない殿方の話です、相変わらず。人生そのものを割り切って生きなければいけないのかもしれない性質の人間の生活って、なんだかどうしても投げ遣りな印象を拭えないケースがあるのですが、本書の場合、食卓シーンがあまりにも手が込んでいる感があるので、それが「オトコメシ」であるほどに面白くなってしまうのですよね。
 料理人は男の方が多いらしい、というのに!


大人と子供が同居する

2011年10月07日 20:17

■人の感覚というのは、実に曖昧である。
 反射神経と条件反射というものは、実際には異なるものである。
 意識せずとも体が動いてしまうもの、例えば目の前に急に手をかざされると瞬きをしてしまうようなことを「反射」、
 レモンや梅干のような酸っぱいものを見ると、口に入れていないのに唾液が出てきてしまうようなことを「条件反射」という。
 ところで、以下の事例はどう観察されるだろうか。

 例:
 「何かに手をぶつける」
  →「ガンッ」
   →「痛い!」
      ↑痛くない

■7-11の「口どけなめらか濃厚フロマージュ」が、ちょううまい! 甘いもの好きにとっては幸せの一言!
 セブン-イレブン 商品案内 : http://www.sej.co.jp/sej/html/products/original/2010/89109.html
 150円でこのコストパフォーマンス!

為に生きるか

2011年10月06日 22:24

■日曜から4日間の出張研修でした。毎度のことながら疲れた…、身も心もへこたれた。
 研修に参加する度に、スキルアップを臨んで帰るのだけれど、そうじゃなくてスキルアップを果たして帰ってこないと、何が研修だ、ということにもなりかねないのが、なんだか辛い。知識と技能の切磋琢磨の切っ掛けのための研修である、という考え方もあって、それはそれで正しいのだけれど、研修の舞台でないとそういった切っ掛けがないのかといえば、そんなことは全然ないわけで。要するに日頃の自分自身の取り組み方に、甘えとか妥協とか、そういったその場凌ぎの繰り返しの姿勢があるかどうか、ということなのだろうな。

■さて、今回も沢山の方々にお世話になりました。基本的に八方美人な人間である(ことを晒して生きている恥ずかしい人間である)ので、自分だけではどうにもならないときには、大抵、もうどうにもならないギリギリのところで踏ん張ってどうにかするしかない、とどうにかしてきているのですが、いつその崖っぷちから踵が落ちないとも限りませんので、今後とも僕なんかを頼らないでくださいね(>誰?)。
 心意気も大事だと思うけれど、それよりも長期的な志も忘れないようにしないとね。感情と心情の違いくらいかもしれないが。恩義を一生忘れない、という言い回しは僕にはできないな、なんて考えてしまうのである。刹那的な人間であるというわけではないのだけれど、どうにもその場しのぎを繰り返して生きているような後ろ向きな姿勢を否定できない。まわりの期待が信頼によるものであると僕の側が信じていないのは背徳的というか背任的であるような感覚があって、それは単純に自信がないというだけのことなのかもしれないが…、ううん。課題は尽きない。

天下一品

2011年10月01日 22:24

■天一った。うまうま。
 年に一度の祭りだもの、参加しないとね。


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