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今日のフォト

2012年09月30日 19:41

 どれくらいぶりなのか「今日のフォト」。

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 写真を取ったその場で画像編集(色味をちょっと変えてみました)が出来ちゃうんだから、最近のケータイアプリは凄いですねー。

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【○】「賭博堕天録カイジ 和也編 4」福本伸行

2012年09月29日 19:32

 人間は土壇場で裏切るか否かを”実験”する「救出」ゲーム! 実験台のアジア3人組は、16回クリアーすれば1億円を得るが、頭蓋骨粉砕の危険も伴う!完全クリアーには3人の協力体制が必須だが、ゲーム前の打ち合わせはなく、ゲーム中の会話もできない。そんな厳しい条件下で、「以心伝心システム」という攻略法を編み出した3人は順調にクリアーを重ねる! そして、積み上がった金は100万円を超えて…!

 ということで、読みました。
 「救出」ゲーム、中盤戦。和也に示された、裏切りの予感。読者もそれを既に感じていた中で、誰もをある意味、唖然とさせる三人組の順調なゲームの消化っぷりに、欲望外れの「草」呼ばわり。支配者目線では確かに「詰まらない」「面白くない」「では、面白くしてやろう」ということになったようです。そうだよなあ、自分の思い通りにならないと面白くないよなあ。ってなことで、本書の最後では実に酷い展開に…、こういう「トラブル」をやっちゃうんだもんなあ、坊ちゃんは。
 泥沼確定の次巻、はてさて。


【○】「賭博堕天録カイジ 和也編 3」福本伸行

2012年09月29日 19:30

 兵藤和也との決戦を控えたカイジは、腹拵えに入ったレストランで、小説家という和也の目標を知った。土壇場で裏切るのが人間の真実と言う和也をカイジは全否定し、「救出」ゲームで「実験」することに。クリアーには3人の協力体制が必須だが、ゲーム前の打ち合わせはなく、ゲーム中の会話もできない。そんな彼らが編み出した「以心伝心システム」とは‥‥!?

 ということで、読みました。
 「救出」ゲーム、中盤戦へ。なんだか攻略法が登場してきて、これはこのまま似たような展開でもって終盤へ続いていくのではと思っていたら、ゲーム参加者の回想へ。今回に限ってサブキャラをこんなに掘り下げちゃっていいんだろうか、と思う。あと、カイジは依然として殆ど蚊帳の外ですけれど…、いいのかなあ、本当に、このテンポで。「哀れだと思うならお前が救ってみせろ、金か、それとも身体で」くらいのことをしてもいいんじゃないかなあ。
 和也との決闘マダー?


【○】「ジョジョリオン 2」荒木飛呂彦

2012年09月29日 19:27

 自らの素性を探るため、青年は康穂と共に、唯一の手がかりである吉良のマンションへ忍び込んだ。そこで二人を待ち受けていたのは、姿を見せない「上の階の男」からのスタンド攻撃! 果たして、その男の正体とは…!?

 ということで、読みました。
 吉良の登場には度肝を抜かれた。その後の扱いで更に度肝を抜かれた。ものっすごくややこしいプロットになっていないだろうか、このシリーズ…。今回のシリーズは月刊連載のものということで、密度はこれまでと比べてもやはり薄めか。記憶喪失の主人公の名前が暫定的に決まり、「ジョジョ」が始まったな、というところ。
 わけもわからずスタンドバトルが当たり前のように展開してしまうあたり、もうこれは荒木ワールドのお約束的見地なのかしら。敢えて説明をしていないところは多そう。
 東方家の面々が不気味で仕方ないです。こんな家にご厄介になりたくない…。


【○】「ジョジョリオン 1」荒木飛呂彦

2012年09月29日 19:21

 S市杜王町。震災後、突如、町の中にあらわれた「壁の目」と呼ばれる隆起物付近で、高校生の広瀬康穂は謎の青年を発見した。彼の身元を突き止める事にした康穂であったが、不可解な現象が2人の周りで起こり始め…!

 ということで、読みました。
 何度見てもすげえタイトルだ…。作者の悪乗りでないといいのだけれど。
 さて、7部を通り越して8部を読み始めてしまいます。ファンの人に怒られないよね…? 絵柄も随分と変化したような。なんと今回、杜王町が舞台! ということで、例の「3.11」が重要なファクタとして機能してみるみたいで、荒木氏は何を目論見つつ本作を描き始めたのか、本書を読む限りではまだ何も見えてきません。というか何処を見ても謎ばかりだ…。始まったのか? と思ったときには、当然、その何らかの物語は動き出しているわけで、次第に加速し疾走していくのでしょう。
 スタンドも登場! やっぱりスタンドバトルは続くのね。


【○】「青空のはてのはて」真鍋昌平

2012年09月28日 17:34

 『闇金ウシジマくん』の著者、待望の初作品集! 妄想癖のサラリーマンが遭遇する事件を描いた表題作をはじめ、ヤングマガジンにて集中連載された『暴力(バイオレンス)ポコペン』、アフタヌーン四季賞入賞作群(雑誌未掲載作含む)、そのほか文芸誌、同人誌などさまざまな媒体で発表された十四編を集成。著者による全作品コメントも収録。シリアスからギャグまで、希代の作家の真髄を味わえる圧倒的な一冊!

 色々なお話があります。莫迦らしい話から阿呆らしい話まで、千差万別。結構…、かなり、真鍋氏の描く漫画にはどれもこれも不条理な空気が漂っていて、別の人が描けば何らかの形で綺麗に終わらせて無難にまとめるところを、この人は大きく振りかぶった腕でぶっ壊して回ってしまっているようなイメージがあります。多分、リアルじゃないんだろうな、綺麗事で済ませるのが一番綺麗だ、という風潮は。何でも描いてしまえる漫画の世界だからこそ、綺麗じゃない、汚いわけでもない、グレーゾーンの部分を描き切ることを目指す人も多いのだと思う。


【○+】「聖☆おにいさん・5」中村光

2012年09月28日 17:32

 目覚めた人・ブッダ、神の子・イエス。相変わらずの”最聖”コンビの立川デイズ。はじめての自転車購入、はじめての闇鍋、はじめての消防活動……。ふたりの”はじめて”に、ハプニング続出!!

 「現代的な神様」って言い回しを思いついて、つい苦笑してしまった。神というものはそんなに現代人に近しいものだっただろうか。漫画にしてキャラクター付けされた神たちは、人格を与えられたキャラクターとして、つまり厳格なイデアをもってして人を正しい道に導く「神」とは別の存在なのでは、と考えてしまう。彼ら(などと書いてしまうこともおこがましいのだが)の存在があまりにも身近なものであるような貢献力を有するこのシリーズは、聖書の続きを描いているのだ、きっと。
 (大真面目なコメントが大きく滑る様を表現したいだけです)


【○+】「聖☆おにいさん・4」中村光

2012年09月28日 17:31

 目覚めた人・ブッダ、神の子・イエス。相変わらずの“最聖”コンビの立川デイズ。バレンタイン、ブッダの誕生日、お盆など、イベント大満載!そして、ネットゲーム内ではついにペトロとアンデレの漁師兄弟がクローズアップ!!

 ということで、読みました。
 コンスタントに面白い。決してネタが安定しているわけではないのだけれど、そりゃあそうだ、誰が分かるというのだ、ブッダやイエスの25歳当時の姿を。現世、東京にバカンスに留まっているという彼らの日々を、そして現代のカテゴライズし切れない文化に触れて大袈裟なほどに伺えるはしゃぎっぷりを。
 「神様と愉快な仲間たち」みたいな感じに段々騒がしくなってきましたが、お兄さんたちふたりが細々と暮らすシュールな様を見ていた頃とは別の話のようで、これはこれで…。もっと「お忍び」でもいいとは思うのですけれど。これは個人的な願望。


【○+】「聖☆おにいさん・3」中村光

2012年09月27日 17:29

 目覚めた人ブッダ、神の子イエス。世紀末を無事に越えた二人は、東京・立川でアパートをシェアし、下界でバカンスを過ごしていた。近所のおばあちゃんのように、細かいお金を気にするブッダ。衝動買いが多いイエス。そんな”最聖”コンビの立川デイズ。ついに、イエス護衛の大天使達がそのベールを脱ぐ。そして、まゆげが濃ゆ~い梵天があのブッダの心を掻き乱す!

 ということで、読みました。
 コンスタントに天界と地上のギャップをネタにしていて、「そんなこと分かるわけないじゃん!」と真面目なツッコミをしてしまいたい衝動に駆られる…、誰が一体、あの世とこの世の橋渡しをしているというのか…、想像力、イコール無限大。神様を主人公にしてしまえば、どんなことにも可能性は否定出来ない。主人公の彼らが納得しているのだから、誰にも冒涜は出来ない。いやいや、実際、中村氏の描写は実に美味いバランスを取っていると思います。莫迦にしているわけではなく、適度にコミカル。適度にリリカル。神様ってそんなのも似合う。


【◎◎】「花のズボラ飯 2」久住昌之・水沢悦子

2012年09月27日 17:27

 『孤独のグルメ』の久住昌之が自らの新境地と語る、ひとりのズボラ主婦・花(はな)の人生を描き出したグルメ・ショート。読後、まさかの感動があなたをおそいます! 花と一緒に笑って、泣いて、お腹をすかせてください!

 ということで、読みました。
 食に関する、料理やレビューの漫画は主人公が男性のものが多い。割と客観視して食文化について批評する場面が多いから、つまり女性の方が食に対して身近で主観的なスタンスでいることが多いから、なのかな、と思います。けれど主観的だっていいじゃない! 自分が好きなものを好きなときに好きなように食べたっていいじゃない! というのがこの話。ズボラだっていいじゃない! だって事実、ものすごく「うまそう」な料理(?)漫画だなあと何度も思う。ほんとうまそう。
 鰹節御飯、直ぐに作りました。美味かった。マヨネーズも美味かった。


【○+】「聖☆おにいさん・2」中村光

2012年09月27日 17:11

 全国で「ブッダとイエスのマンガありませんか?」という声が聞かれ、いつの間にか東京・立川でのお忍びバカンスが知れわたってしまう。そんなことはお構いなしで、近所のおばちゃんのように細かいお金を気にするブッダと、しょこたん以上に驚異的な速度でブログを更新しているイエス。そんな“最聖”コンビのぬくぬくコメディ

 ということで、読みました。
 仕事の休憩時間なんかに読むんじゃなかった。愚弄しているわけではないのにこんなに面白可笑しく神様を描いてしまっていいのだろうか。「ブッダとイエスの漫画」と聞いて、すとーんと立川市の安アパートが浮かぶ一般人が何処にいるというのか! なんという親しみやすさ! それは多分、ブッダとイエスが自分で自分を俗世間的なものの言い方で楽しく表現しているせいなのだと思う。思う、というか、もうそれは明らかで、誰もその正体なんて知っているはずもないのに、下界と上界のギャップで思い切り笑ってしまう。本当、くっだらねえ!


メモ

2012年09月23日 16:13

 9/23-26 出張 監獄
 「監獄」とは業界用語みたいなものですが、一年に一度のペースで、全寮制の研修会に出張しています。
 人間が変わるな、アレは。

【○】「賭博堕天録カイジ 和也編 2」福本伸行

2012年09月22日 17:07

 帝愛グループ会長である兵藤和尊の息子・和也との決戦を控えたカイジ。腹拵えに移動した会員制レストランで、カイジは、小説家という和也の目標を知る。土壇場で裏切るのが人間の真実と言う和也を、カイジは全否定。その言い合いを契機に、友情確認ゲーム「救出」による「実験」が始まる!実験台のアジア3人組には、勝てば1億円を得るチャンスがあるが…!

 ということで、読みました。
 「剣」のゲームが本当に生き死にの選択のゲームで唖然呆然。けれど、アリだな、こういうのも…。生きるためには「死ぬほどの」痛みを伴うが、チャンスを生かすことが出来れば生還する可能性がしっかりと残されているってのは。
 さてさて、如何にもなゲームが始まったが…、絵的には地味なのではとも思う「色違いの帽子」の論理パズルがとんでもない命懸けのギャンブルとして登場してきましたよ。カイジはこのまま傍観者の役割か? 和也とサシでの勝負の前に、何らかの伏線か、それとも波乱があるのか? 


【○+】「賭博堕天録カイジ 和也編 1」福本伸行

2012年09月22日 17:04

 裏カジノの社長・村岡との変則二人麻雀「17歩」勝負を制し、4億8000万円もの大勝を収めたカイジ。その勝負を観戦していた男・和也は、なんと帝愛グループの会長・兵藤和尊の息子。カイジは和也に勝負を挑まれると、すぐさまそれを受けて立った! いくぜ、今宵、もう一勝負!!

 ということで、読みました。
 新章開幕…、というか、これはエクストラステージだな、どうやら。これまでと大きく異なるのは、今度のカイジには圧倒的な軍資金…、カネがある…、ということ…! これは恐るべきアドバンテージ…、余裕をもって戦いに臨み挑むことが出来る…!(疲れるな、こういう書き方)
 なんだかやたら幸先がいい始まりですが、そうもいかないのが福本節。完全に兵頭和也の独擅場。これはいい説教だな。「和也編」って、そういうことなのかな、と既にかんぐり始めている読者のひとりです。はてさて…、なんだか「生きるか死ぬか、決断しろ」風なゲームが登場してきましたよ。


【○+】「新クロサギ 15」黒丸・夏原武

2012年09月22日 17:03

 驚愕の最新手口が次々と…戦慄の最新刊!! 頻発する最新最凶手口…劇場型詐欺の全貌を解き明かす! そして、豊田商事事件をはるかに超える被害額4300億円! 国内史上最大消費者被害事件・和牛預託詐欺の闇にメスを入れる! 宝条グループの一社「プレシャスファイナンス」が関わる劇場型詐欺を追う黒崎に迫るとんでもない危機とは…!?

 とおいうことで、読みました。
 物凄くスケールがでかい戦場に飛び込むことになった黒埼。というか、よく敵の懐に入り込めたなあ、と、そこらへんはお約束で…。ホントに、今回のケースは殆ど最近の現実の事件を題材に組み立てられているのは明らかで、元本を辿ってみるとあまりに規模が大き過ぎるのに驚かされます。こんなビジネスが通用しちゃうんだから恐ろしいったらない(刑事事件として起訴されていないみたいなので)。これだけの人間が関わっていることを考えると誰が被害者になってもおかしくない、なんて言い回しは、詐欺事件では考えたくないですね。


【◎】「新クロサギ 14」黒丸・夏原武

2012年09月22日 16:59

 黒崎が宝条グループへと果敢に切り込む!!
 震災につけ込む卑劣なるシロサギを喰う[震災復興詐欺]、総額20億をせしめた女性秘書を喰う[秘書詐欺]、宝条帝国に連なるシロサギを追う[劇場型詐欺]の3編を収録。最新手口の劇場型詐欺に絡む詐欺会社、証券会社「プレシャスファイナンス」を調べるうちに宝条の闇への繋がりを見出した黒崎が、果敢にも宝条グループへと切り込んでいく斬新最新刊。

 ということで、読みました。
 鷹宮氏の独擅場が本物の「悪人」の予感を感じさせる緊張感で堪らないですね。ああいった思考と倫理観とを天秤に掛けて考えることはいささか論理的ではないと分かっているのですが、社会善と社会悪はひとつの中に同時に存在することが出来るのか否か、とても興味ぶかいと思います。こういうときには単純に社会派サスペンスの漫画というか、最早読み物である一端を垣間見るのでした。勉強になります。現に社会を動かしている大物たちが、もしかしたらああいった思考ゲームのための傀儡として機能しているのでは、なんてことすら考えてしまう。


【○+】「新クロサギ 13」黒丸・夏原武

2012年09月19日 16:56

 いつものことながら、この作品ほどリアルなネタが満載の漫画はありません。今巻に収録されている[裏献金詐欺]は、特に、“政治家とマルチ商法の深い闇”を大胆に取り上げています。[裏献金詐欺]雑誌掲載時のアオリ文は、「日本の法律が詐欺に甘いのは、厳しくしたら、政治家がいっぱい逮捕されちゃうからだ」という皮肉な文言でした。[新クロサギ]を読めば、日本社会をより深く見つめることができるようになるかもしれません。

 ということで、読みました。
 褒められない。誰も彼も、全く褒められたものではない。題材がなあにせ詐欺であるだけに、騙す奴も悪ければ騙される奴がいるから被害が広がるばかりなんだ詐欺師が幅を利かせるようなことになるんだと強弁を取る軽い口調の弁論士もやはり詐欺師。共同体と呼ばれるものは村社会だったものが個人社会に移行しつつある昨今、誰が助けてくれるという保証もなく、信じられるのは自分だけ、と分かっているんじゃあないのォ? とニヤニヤ見守る多くの傍観者が透けて見えて悲しいったらない。
 さてさて、震災復興詐欺! 気になるー!


【◎】「新クロサギ 12」黒丸・夏原武

2012年09月19日 16:54

 宝条グループの組織図が、ついに明らかになる[カード現金化詐欺]クライマックス、やり手弁護士に扮する白石が複雑に絡む[知的財産詐欺]、あまりに卑劣な新手口が発覚する[養子縁組詐欺]の3編を収録。原案者・夏原氏による[クロサギ特別講義]完全レポートも特別収録。現代日本の最新手口が次々に登場する、驚愕最新刊。

 ということで、読みました。
 白石さんが絡んでくると多重構造で面白いなー。
 詐欺師の用いるロジックは、それそのものが論理的であるから騙されるのではない。詐欺師がロジックを用いる理論、手腕、口先、そんなものに惑わされて、或いは迷うことなく信じさせられて、それで騙されるのだ。何せ、詐欺というのは財産犯であり、その切っ掛けの全ては「利益を儲けさせてやる」という甘い言葉であるからだ。被害者にとっては、論理など必要ない。虚しいばかりのことではあるが、カネの誘惑に勝てる現代人がどれだけいることか。事件は幾らでも続く。


【○+】「アリス・クリードの失踪」鑑賞。

2012年09月18日 17:42

 用意周到な誘拐計画が、一瞬にして熾烈な心理戦に変調。若い男と中年男の2人は、綿密な計画のもとに富豪の娘、アリス・クリードを誘拐する。アリスは恐怖のどん底に陥りながらも、彼女は生き抜く希望を捨てない。首謀者らしき中年男が外出したとき、アリスの激しい反撃に合った若い男が、アリス自身にとても観客にとっても驚愕の告白をする。その瞬間から、誘拐犯とアリスの関係はねじれ、3人の力関係が幾たびも逆転していく。200万ポンドを手に入れるための用意周到な誘拐計画が、一転、3人の生き残りをかけた闘いへと突き進む。

 良かったです。脚本を随分練りこんだのだろうな、という観る者を引っ掻き回すような転換の仕方は凄く好きだ。観客の側が「その先、どうなるの?」と引き付け続けることが映像作品ではとても難しいことだと思うけれど、ほぼ、登場人物、全3名の密室劇で引っ張る本作はそのポイントをきっちり抑えている。一件の誘拐事件の犯人と被害者の視点で語られるくせに、「本当のところ」がなかなか見えてこないもどかしさが、本作ではプラス。あのチューのシーンは度肝を抜くと思う。最後の最後になってタイトルの意味合いがはっきりするのも良い。


【○】「今夜の予定、どうでしょう?」夏乃あゆみ

2012年09月18日 16:52

 入社2年目の洲ノ原の研修担当だった師岡は、厳しいけれど面倒見はいい先輩。 密かに憧れていたけれど、なぜか終業後の付き合いは絶対してくれない。そんな師岡にある日、残業のお礼にと珍しく誘われた洲ノ原。けれど、大喜びで飲みに行った席で、以前可愛がっていた後輩の話を聞いた途端、師岡の態度が硬化して!? 恋の片手間にシゴトもします!?

 ということで、読みました。
 温室のようだ。ぬるい。破綻も波乱もない、安心して読める、いわゆる「ほのぼの系」で(僕はこの表現って、「何の特徴もないです」の言い換えみたいで嫌いなのですが敢えて使ってみた)リーマンもの。でも新社会人2年生が主人公なので、大学生みたいで若さ溌剌です。うらやましい…、上司にも部下にも恵まれていそうでうらやましい…、と、BL読みらしくないリアルな懊悩をしてしまった。情けない。
 流石、イラストレータでもある夏乃氏、場面の切り取り方などは素晴らしいです。でも人物の描き方はまだ弱点になってしまっているような感じ。


【○+】「変ゼミ 6」TAGRO

2012年09月18日 16:50

 2011年にアニメ化もされた唯一無二の「嗜好の迷作」! 変態を科学するアブノーマルキャンパスライフコメディ。かわいい絵柄とは裏腹に、食事中の熟読は危険!!

 ということで、読みました。
 あー、あーあーあー…、なんでまたこんなのを毎度毎度、面白く楽しく読んじゃうのだろう私は。という読者が数多いから、長いこと続いているのですよね、このシリーズ。そういうことですよね。普通の社会では常識として不謹慎だからそれを口にしたり文字にしたり絵にしたりしないだけで、或いは興味がなかったり興味をそそられなかったりで目にする機会が少ないだけで(ここポイント)、それこそ怖いもの見たさで、様々な模様を覗いてみたくなってしまう。何の模様って、そりゃあ、古今東西の変態の言動態度をですよ! ああ、やだやだ!


【○+】「闇金ウシジマくん 6」真鍋昌平

2012年09月17日 16:47

 読みました。
 なんとなく群像劇っぽい様相を見せて、多視点でひとつのエピソードを読むのも面白いな、と思わせるシリーズ。風俗ってのは、全く、本当に、俗っぽい、というか、まさに、これこそ、俗! てことなんでしょうね。それが高尚なのか低俗なのかは、別の話。何故なら、そこにはカネが絡んでいるから。高い金が絡みついているから。カネがあれば、そんな低俗なことはしていない、カネがあれば、高尚なことを幾らでもしている、そんな多くの「俗」な人々の悩みと妬みと誇りと蔑みの物語。
 ウシジマくんの登場は少なめ。


【○+】「闇金ウシジマくん 5」真鍋昌平

2012年09月17日 16:45

 読みました。
 ギャル男編のラストは明るくなるわけねえだろうなと思っていたけれど、まさかここまでとは…。シリーズが長編化するに連れ、丑島は物語の中の狂言回し的ポジションに移行していく。闇金業者の話という奴は意外にも多くのバリエーションで存在していて、それだけ社会の中に根付いてしまっているんだなあ、金貸しという奴は、としみじみ考えてしまうのですが、さて、本書の場合は核というか軸というか、物語を引き締める部分にその男を据えて、金、とにかく「カネ」にまつわる闇色の物語をじっくりと描き始めているようだ。


【○+】「闇金ウシジマくん 4」真鍋昌平

2012年09月17日 16:44

 読みました。
 ゲイくん…。こーいうのを読むといわゆるはBLは本当に綺麗事の羅列だよなあ、と思ってしまう(好きですけど)。どちらが現実でファンタジーかなんて議論をここでしても仕様がないし意味もないことなので言及しませんけれど、どちらが現実により近いことを描いているのか、どちらがより「物語」を描いているのか、みたいな無謀な議論ですね、こういうのは。
 ワゴン+ジャンプのシーンは申し訳ないばかりなのだけれど笑ってしまった。こういう容赦ない喧嘩というか一方的な暴力は描ける人と描けない人がはっきり分かれるから好きだ。


【○+】「闇金ウシジマくん 3」真鍋昌平

2012年09月17日 16:42

 オモテの金融機関に見捨てられた、哀れなヤツらの人生にトドメを刺す?? 闇金融の世界に生きるダークヒーロー、ここに誕生!! 丑嶋の売上金をめぐる愛沢、滑皮との三つ巴の戦いがついに完結! 後半からは、ゲイの顧客・ジャニヲタへの新たな取り立てがスタート!!

 ということで、読みました。
 物語を好んで読む人の多くは「綺麗好き」であると思う。出来るだけ、物語を体験するときには楽しく、美しく、読み終えて感動と共に安堵の息をつきたいと願うかのような、ある意味では楽観的な、楽天的な、ある意味では「現実を見ない」タイプの人。そういう人は、本書のような物語を目にすることは耐えられないのではないだろうか。コミカルな描写も多いのだが、それはリアルな状況の中で意図的に漫画的にあろうと施された作者の手慰みのようなもので、本気で真鍋氏が「物語」を描いてしまったならば注視できないんじゃないかと時に思う。


【○+】「闇金ウシジマくん 2」真鍋昌平

2012年09月17日 16:39

 銀行員なら必読の書!金貸しの真髄ここにありです。安いんで是非買って読んでみてください。

 ということで、銀行員じゃないけど読みました。
 本書を読んだ他の人が称していたけれど、本書のようなシリーズを読み進める人って、怖いもの見たさみたいな心境が強いのだと思う。血みどろのスプラッタホラーの映画をついつい面白がって観てしまうような、自分とは一線を引いた世界の物語を胸を押さえながらも覗き込んでじっくりと魅入ってしまう怖さと同時の面白さ。そうして蔑まれて涙を流して呻いて苦しむ人の姿を見て、「良かった、自分はこんな奴じゃなくて。こんな奴みたいにならないようにしないと」と反面教師を見るように考える。社会悪って必要なんですかね。


【◎】「闇金ウシジマくん 1」真鍋昌平

2012年09月17日 16:36

 他の金融機関が見捨てた、返済能力に欠ける人間相手に暴利を貪る“闇金融”。そんな業者の一つ「カウカウファイナンス」は、法定金利を遥かに超える“トゴ(10日で5割)”は当たり前、ギャンブル狂には1日3割もの高利で金を貸している。そして若き社長・丑嶋自ら陣頭指揮を執り、今日も徹底した取り立てで業績拡大に邁進する…。

 ということで、読みました。
 容赦ない。兎に角、容赦ない描写の連続で、読んでいて緊張してしまう。リアルでシリアスな題材を扱っているのに、描き方が何処かコミカル。闇金なんて御縁のない人にとっては「怖いねー」の一言で済む話なのかもしれないけれど、そうは言ってられない人がこの世にはごまんといるのだ、という話。何より真鍋氏の描く若人があまりにもリアル過ぎて、読んでいて引くくらいです。本作で一番、「若人っぽくない」のが、丑島なんじゃねえかってくらい。でもウサギ好きだからなあ。たまんねえなあ。


【○+】「聖☆おにいさん・1」中村光

2012年09月17日 16:32

 ブッダとイエスのぬくぬくコメディ。“笑い”でも世界を救う!聖人in立川。目覚めた人ブッダ、神の子・イエス。世紀末を無事に越えた2人は、東京・立川でアパートをシェアし、下界でバカンスを過ごしていた。近所のおばちゃんのように細かいお金を気にするブッダ。衝動買いが多いイエス。そんな“最聖”コンビの立川デイズ。

 ということで、読みました。
 正直に告白します。僕はこの本の登場人物を全く認識せずに読み始めました。仰け反った。
 庶民に身近な神様、庶民の味方をする神様、なんてのはよく描かれるものだけれど、神様が庶民? あれ? 庶民が神様!? ていうか中身はその辺のニーチャンやないの! 白いTシャツにジーンズ姿のイエスとブッダ…、幾ら見つめても神々しさなど感じられないぞ…、いやしかし…、んん…、中村氏、これはひょっとして割と頑張って勉強というか、資料集めというかをしたのではないでしょうかね。ディテールが物凄く頑張ってる感じがひしひしと。


【◎】「時計館の殺人(上・下)」綾辻行人

2012年09月17日 16:22

 鎌倉の外れに建つ謎の館、時計館。角島・十角館の惨劇を知る江南孝明は、オカルト雑誌の“取材班”の一員としてこの館を訪れる。館に棲むという少女の亡霊と接触した交霊会の夜、忽然と姿を消す美貌の霊能者。閉ざされた館内ではそして、恐るべき殺人劇の幕が上がる!第45回日本推理作家協会賞に輝く不朽の名作、満を持しての新装改訂版。

 ということで、読みました。
 15年ぶりくらいの再読。最初に読んだのは高校生の頃か。上下巻の長い舞台で、事件への流れは割とゆるやか。しかし、一度読んだからこそ分かる、メイントリックに関するかなり早い段階からある物凄い伏線の張り方に、はらはらしながら読み進めていくと、いやしかしこれは普通に読んでいても犯人絶対分かんないだろうな、と作者の(犯人の)企みにはほとほと感心してしまう。
 さて、本書の舞台、時計館。毎度の見取り図が今回もあるけれど、これぞ見立ての館で如何にもな感じがして良いですね。これぞミステリのための館! というのがなんとなく雰囲気で分かってしまうのが。いやあ、事件のスケールが、もう。凄いトリックだと思う、やはり。アレの全体をアレしてしまっているのだし、登場人物の殆どがアレとなっては、もう非現実的というか、ファンタスティックな無茶振りだと思うのですよ、読み終えてみれば。
 しかし読んでいる最中には、もう犯人は全てそう動かずにはいられなかったのだろうなと納得せざるを得ない狂気が伺えるような気もしてしまって、物語の中にこうも巧く組み込んで事件を成立させているのが、もうね。ミステリって怖いなあと思います。ラストのカタルシスまで含め、壮大でした。面白かった。

3年目の憂鬱

2012年09月16日 16:08

■随分「日記」をサボっているなあ。ツイッターのせいかなあ。
 備忘録なんて現代人には必要なくなりつつあるんでしょうか。

■新車だったラクティスが丸3年の稼動を続け、つまり初車検であります。
 ここまでで既に53000キロの走行をしている忙しいマイカーですけれど。
 ということで、長野のディーラーへ。
 予算の73パーセントの料金でやって頂きました。かっくやす!
 特に大怪我も病気もなく、オイルとかの交換くらいで済みました。
 あと7年は頑張ってもらおうと思います。大事に乗ろう…。


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