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かふんしょうはげんだいじんをおかしくする

2013年02月26日 21:59

■「泣くほどアイツのこと好きなのかよ」
 って、凄く独りよがりで強引でどんな状況だよ、という台詞だけど、割と良く見かけると思う。
 びーえるの話ですよ。たまにはしますよ。

■鼻がむずむずし始めています。
 今年も出来るだけクスリに手を出さずに済むように、昨年に引き続き、べにふうき茶の助けを借りようと思う。
 個人的に合ってる鼻炎薬が市販のものであるのだけれど、これは効き過ぎて鼻も喉もハラハラになってしまう。

■「あれ? このキーボード、やたらタイプミスするなあ。故障かなあ」
 と思ったときに、3分で出来る解決の方法、それは…。

 爪を切る。

 どうですか? 手の爪、長くないですか?
 そもそも「タイプミス」してる時点で、まず原因は機械ではなく人間の側にあることを考えるべき。

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【○+】「式の前日」穂積

2013年02月25日 21:47

 読みました。
 短編集。読了した人の感想を読んだら、面白さが半減してしまうんじゃないかな、と思う。作者はきっと、こういう話作りが好みというか得意というか…、「どんでん返し」なんて表現はミステリみたいであまり用いたくはないのですが、単純な展開では詰まらないと日頃から感じているようなすれた読者の目を意識しているのであれば、「これはあざといな」と見る人もいれば、「こういう構成のさせ方こそ漫画の面白さだ」と思う人もいるでしょう。
 表題作が物凄く良い出来だと思う。多分、こういう話を短編のドラマ化したら画面栄えして面白いんじゃないかな、とか考えました。一度読み終えて、もう一度最初から全部読み返しました。そうさせるだけの理由がちゃんとある短編集です。


【○】「ニセコイ 1」古味直志

2013年02月25日 21:44

 ヤクザの2代目だが、ごく普通の高校生・一条楽。そんな彼の前に現れた、転校生の美少女・桐崎千棘。喧嘩っ早く、楽とは何から何まで相性最悪な千棘だが、ある事情から二人は恋人を演じるハメになり!?

 ということで、読みました。
 おお、ラブコメの王道、ラブコメのお約束、ラブコメの不文律がてんこ盛り。ベタベタ!
 偽物の恋と、本物の恋。冒頭に提示される大前提を良い意味でどう覆すのか。幼馴染み、転校生、昔の思い人。一話一話の展開には、殆どの読者にはさしたる新鮮味も驚きもないだろうと分かってしまうのに、それを正面から描いてしまうのがまた新しい試み…、なのだろうか。ヤクザとマフィア、という後ろ楯が今後、どのように機能していくかで話の筋も変わっていきそうですが、それもまた多くの読者の考えるところ。
 …小野寺と駆け落ちしちゃえばいいじゃん!


2時間講習なんて受けてたら半日潰れちゃうじゃん

2013年02月24日 15:07

 車の免許の更新に行ってきました。
 余裕の30分講習。教本もスライドもなし。
 余裕のSDカードスルー。

 やっぱり安全運転が一番ですよ、と本当に余裕を持って来ている人もいると思う。
 警察に捕まらなきゃ何をしても大丈夫な世界だから、と自分の運の良さに調子こいている人もいると思う。
 こういうときの行政機関というのは不思議なもので、結果的にはどちらも同じ。
 何故なら過程は求められないから。どんな微細な交通違反も犯していないなんて人は有り得ないはず。
 しかし、考え得る一番最悪の結果を避けるための運転が出来ていないことには、それこそ話にならない。
 鉄の塊である凶器の操縦者であるという自覚がない者が多過ぎるのだ。
 いつでも人殺しが可能な機械を操作しているのだ、というくらいの戒めは抱いていてもいいと思う。

 5年ぶりに撮った免許証の写真は、やはり自分でも少し老けたように感じた。

【○+】「スティール・ボール・ラン 10」荒木飛呂彦

2013年02月23日 21:43

 5th.STAGE突入! ジャイロとジョニィは『脊椎』が示す新たな3つの遺体を求め、ミシガン湖を目指す。一方、前ステージでジャイロ達に敗北し、復讐に燃えるディオは、大統領と手を組む事に!? レースが大きく動き出す!!

 ということで、読みました。
 ジョニィの過去が語られて、ああ、やはりこの物語もこれまでの「ジョジョ」と同じ…、というか、振り払うことが出来ない因縁を抱えて回る世界の中で全ては起きているのだな、と半分真面目に、半分笑いを堪えつつ思う。やっぱりジョースター家で飼われるペットはダニーなのか。
 長丁場のレースは加速度を増すように続く。深刻なほど辛い争い、戦いが待っているに違いない第5ステージ。知る人ぞ知る「エコーズ」を思わせる脅威と、唐突に披露される「チーズの歌」のような意味不明の弛緩した空気。こーいう歪んだギャップがまた面白いのです。


【○+】「スティール・ボール・ラン 9」荒木飛呂彦

2013年02月23日 21:40

 リンゴォが大統領へと送った「遺体の在処を示すメモ」。スティールが利用されている事を知ったルーシーはそのメモを盗み出すが、侵入したビルを封鎖され逃げ場を失ってしまった…。絶体絶命の彼女を救いに現れたのは!?

 ということで、読みました。
 ルーシーのエピソードは真っ当にサスペンスフルで、このシリーズらしからぬところが、かえってこれまでのジョジョっぽくて、また良かったです。あの人が再登場してくるとは思わなかった。しかしブラックモア…、状況が状況だけにああなったが、これが砂漠のステージのスコールの渦中であったら、また話は変わっていたのだろうな、と震撼する。使いようによっては手の出しようがないスタンド能力。
 「罪はなくとも罰はある」。そんなことが有り得るだろうか。
 一方で、あまりに純粋なところを狙う馬術の競い合いのシーンが今回も熱い。


【○】「鬼灯の冷徹 2」江口夏実

2013年02月23日 21:38

 鬼灯を慕う元・桃太郎のお供3匹、鬼灯を付けねらうゴシップ記者(猫)、鬼灯を知らないおバカアイドルetc.…。誰であろうと相手の心を凍らせる鬼灯様の冷徹交友録。そしてヌルい獄卒はドSな運動会で徹底的に叩き直します! もちろん天国の漢方医・白澤との関係は最悪です!

 ということで、読みました。
「万引き、駄目、絶対!」という漫画。嘘ではない。この作者の肉声が聞こえてきてしまうがために、なんだか素直に楽しめないというか、いきなり現世のリアルな話を地獄に持ち込んじゃうと、面白がっていいのかお悔やみの言葉を述べるべきなのか迷ってしまうのだ、ホント! しかしまあ、想像するだに恐ろしい、店舗一軒をぶっ潰す勢いで行われる犯罪行為とはこれ如何に。そんな奴、地獄に落ちればいい、本当。
 キャラクターの紹介が一通り済んだところで、改めて鬼灯の鬼畜っぷりが披露されたときの、
「酷い! この鬼!」
 という感覚が好き。


【○+】「STEEL BALL RUN 8」荒木飛呂彦

2013年02月23日 21:36

4th.STAGE中盤、時間を戻す事のできるスタンド使いに行く手を阻まれたジャイロ達。奇襲を仕掛けるが、返り討ちに遭い、ジョニィとホット・パンツは瀕死の重傷を負う。残されたジャイロ…今、男と男の闘いが始まる!

 ということで、読みました。
 「時間に作用する能力」は、基本的に、原則的に、無敵である。あったことをなかったことにしたり、はたまた、ないはずのことをあるようにすることが出来たりする。周囲の状況を単身、自分だけが無視して作用させたり反作用させたり、というのは、世界の法則に反発する力であり、スタンド能力の中でも凶悪な部類。だって、無敵の相手を前に、どうやって勝利する? 或いは、勝利ではなく、別の方法で戦いを終わらせるのか。珍しく強烈なほどに印象付けられる、男の美学。これはジャイロの「独自の命運」に対する覚悟に繋がるのだろうか。


【○+】「とろける鉄工所 9」野村宗弘

2013年02月23日 21:34

 突然の不渡りをくらって、のろ鉄工、2000万円が飛びました。社長の生きがいでもある社員旅行もトビました……。会社の赤字を取り戻すべく、今日も働くのろ鉄工メンバー。そこに社長が呼び寄せたのは東京からきた人物で……!? 笑って泣ける人生喜劇、この冬もあなたの心を温めます。

 ということで、読みました。
 ふ、不渡り…。生々し過ぎる。いや、これまでだってやたらリアルな話は盛り沢山だったわけで。なまじ生活スタイルが透けて見える鉄工所の面々を他所に、とんとん拍子に新しいステージに移り変わっていく「のろ鉄工」を眺めていると、日々のプロセスはただ同じことの繰り返しだけじゃあないんだなあ、と思わずにはいられない。それもまた、「何を当たり前のことを」と言われそうだけれど、ついつい、日常系のコメディにはそういう安穏さ、安寧さが付き物だと勝手に納得して読み進めてしまうのだ、我々読者という生き物は。
 次回が最終巻。


【○】「ちはやふる 2」末次由紀

2013年02月23日 21:30

 新、太一とともに挑んだ小学校最後の団体戦。それぞれの道が待つ、春のせつなさを知った卒業式。抱えきれない想いを胸に、千早は高校生になった。離れていても、私たち三人のかるたに対する情熱は変わらない。そう信じていた千早だったが、昇級を報告しようとかけた電話で、新から思いがけない言葉を聞く―――。
 私たちはかるたでつながっている――。千早たちの切なる想いがきらめく第2巻!!

 ということで、読みました。
 物語は始まったばかりだと思っていたら急展開。普通であれば最終回間際のエピソードに落とし込まれてもおかしくないはずの「高校生編」ですが、どうやら本編はここから、ということらしいですね。3、4年の時の経過というものは、情熱を冷まさせて劣化させるのに十分な嫌らしさを有しているのが常なのだけれど、このシリーズではどうか…。
 百人一首に込められた「短い歌に込めた本当の思い」の話は、単なる古典の知識の披露だけでなくて描き込んでおいいんじゃないかな、と思いました。そういうのが意気込みというか若き情熱に繋がるはず。


【◎◎】「時をかける少女」鑑賞。

2013年02月22日 21:51

 高校2年生の紺野真琴(声・仲里依紗)はある夏の土曜日の実験室で不思議な体験をし、それ以来時間を跳躍するタイムリープの力を身につけてしまう。はじめはそれを巧みに利用して日々を楽しんでいた彼女だが、仲良しの同級生・千昭(声・石田卓也)から告白され、それを強引になかったことにしようと時を遡ったときから、運命の歯車が狂い始めていく…。

 ということで、観ました。
 やっぱり傑作だー。
 好き勝手に時間を戻せる、なんて、ご都合主義の物語だという批判はそのまま受け止めるしかない。その上で物凄く練られた脚本である、というのは、そのまま原作の筒井氏の凄さだろう。だって「自分の都合の良いように時間を流れさせると、結果的に何も自分の思い通りに行かない」ということが分かってしまうのだから。「好きな未来」に行くことだけは、彼女にも出来ない。それでも彼女は突っ走る。誰も彼も莫迦正直なくらい莫迦ばっかなんだけど、そうじゃないと目の前のことに真っ直ぐに全力で走ることなんて出来ない。


【○+】「とろける鉄工所 8」野村宗弘

2013年02月20日 21:05

 工業高校溶接科に通う双子の兄弟と、紅一点の女子・川口さん。高校2年生になった彼らは、一大イベント・修学旅行で京都・奈良へと出発! そこで出会った奈良東大寺の大仏に、感銘を受けた川口さんが……!?
 もちろんのろ鉄工の面々も登場! 北さん夫婦の第一子もすくすく成長中です!

 ということで、読みました。
 北さん頑張れ。ぺーくん、とにかく頑張れ、な前半。翌日の定時を確保するために本日の超残業…、これはこれで「融通が利く」ということなのかしら。製作の現場のノルマは、色々な意味で難しい事情があると思います。でも、自分で自分の時間を調整することが出来て一人前、という考え方は、成る程、と思った。これはビジネスもワークも通じるところがあるのに違いない。
 後半は次世代を担うことが出来るのやらな若人率高し。大仏が怖くなる話。
 ところで、例のあの子のアレは、発音すると「キタコタ」ってこと? こんなニュアンスで大丈夫?


【○】「STEEL BALL RUN 7」荒木飛呂彦

2013年02月20日 21:03

 ついに第2の遺体「眼球」を発見したジャイロとジョニィ。しかし、その直後、スタンド能力で恐竜化したディオに遺体を奪われてしまった! さらに新たな敵も出現し、加熱する争奪戦。最後に遺体を手に入れるのは誰だ!?

 ということで、読みました。
 第3ステージ決着へ。まあ、…、宝探しをしていればレースに遅れを取りかねないのは仕方がないのかなあ、と。レースに対する覚悟の有り様は各々で異なっていたのですが、それに見合った強さ、大きさが求められるようになってきたのかな、というところ。単純に粋がるような強さであれば「足りる」わけではないことも、また判明してきた模様。
 本編のスタンド能力が「スタンド」の能力というか、やはり呪いというか、個人が身につけた力、という位置づけがはっきりしていて、これまでに比べて分かりやすい面も。「スケアリー」は難しい方。「ディオの能力コレかよ! すげえな!」という興奮は何処へ…。


【○+】「となりの関くん 3」森繁拓真

2013年02月19日 21:01

 消しゴムはんこ、パラパラマンガ、将棋vsチェス(!?)、そして化石発掘(!!!?)まで…。今日も関くんは匠の技と情熱でひたすら(授業中に無言で)遊びます。相変わらず関くんの遊びから目が離せない横井さん、とうとう大変な目に遭っちゃったり……。授業中も休日も、関くんと横井さんの静かなバトルは止まらない!

 ということで、読みました。
 始めは(って何処からなんだろう)隣の席に座ったがための傍観者であったはずの横井さんが、関くんのひとり遊びを観戦し実況し煩悶し、仕舞いには共に遊んだり、隣で楽しむことへの独り占めの欲求すら生まれつつあることが、とても可笑しく、とても怖い。毒されるとはまさにこういうこと。
 不真面目はなはだしい関くんの本質が、本当に「単なる不真面目」なのかどうか分からなくなってきた謎さ加減も怖い。こうもいつもいつも児戯を見せ付けられてしまうと、いつかは社会不適合者の烙印を押されるんじゃないかと不安になってしまうのです。


【◎】「ウイナーズサークルへようこそ 1」甲斐谷忍

2013年02月19日 20:59

 漫画家の夢が砕け失意のどん底にいた山川七雄は、ある日、怪しげな占い師と出会い、お告げをうける。半信半疑のまま、告げられた場所に向かってみると、そこは…競馬場!? 当たったり外れたり、泣いたり笑ったり…。最強の予想軍団“ウイナーズサークル"デイズのスタートですよー!!

 ということで、読みました。
 競馬は全くと言っていいほどの素人ですが…、面白いな、コレ。競馬のことをまったく知らなくても面白く読めるのは、数々のオリジナルゲームをロジカルに展開し続けている甲斐谷氏の持ち味が発揮されているためか。馬券を買う側が主人公、って新しい試み。といっても、「作者オリジナルの競馬攻略法!」というようなものが飛び出してくるものでもなくて(多分)、割と良く知られた「勝ち方」なんだろうな、と興味深く読めるのもいいですね。
 ところで、本書って「ジャンプ」系列に連載されているもの、なんですよね。掲載紙、間違ってないか?


【◎】「レオン」鑑賞。

2013年02月18日 23:55

 ニューヨークを舞台に、凄腕の殺し屋と家族を殺された少女との心の交流を描いた、リュック・ベッソン監督によるスタイリッシュ・アクション。買い物に行っている間に家族を惨殺された12歳の少女マチルダは、隣人レオンに助けを求める。戸惑いながらもマチルダに救いの手を差し出すレオン。彼が殺し屋だと知ったマチルダは、復讐するために殺し屋になりたいと懇願する。ジャン・レノ、ナタリー・ポートマンほか出演。

 DVDを持ってるので、もう何度目か、という話ですけど。
 何度観ても良いものは良い。


【○】「夏目友人帳 7」緑川ゆき

2013年02月18日 20:57

 読みました。
 この表紙、いいなあ。「白と黒の対比」「意識は互いに正面を向いている背中合わせ」という構図に滅法弱いので、こういうのは大好きです。的場と夏目は、怪に対する考え方が真反対であることは確実で、怪たちが彼らをどう思うのかも、当然に見えてくる構図。それを望むと望まざると。そして異界の者に向かう姿勢も、きっと表に現れるでしょう。
 それにしても、夏目は可哀想なくらいによく洞穴に落ちるなあ…、洞とか穴とか多いですね、やはり怪の多い土地にはそーいう邪の潜むような場所が多く残っているということになってしまうのだなあ。


【○】「サバイバル・オブ・ザ・デッド」鑑賞。

2013年02月18日 20:53

 ある年の10月、突如として死者が蘇り、人々を襲い始めたという衝撃的ニュースが駆け巡った。それから4週間あまりが経ち、世界はまさに地獄と化していた。元州兵のサージも秩序を失い崩壊した軍隊を離れ、強盗を繰り返しながら安全な場所を探し求めていた。そんな自分と世界に嫌気がさしていたサージに信じられない情報が舞い込んで来る。デラウェア沖に“安全な島”があるという。サージたちは疑いつつも、どこにも希望を見出せない今、わずかな望みをかけてその島へ向かうことにする。命からがら島へ辿り着いた彼らを待ち受けていたのは、島民からの襲撃と進化を遂げつつある死者の群れだった・・・。

 ということで、観ました。
 「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」から枝分かれしたストーリーだが、両者の繋がりは殆どなし。せいぜいが、世界の情報がネットを伝って手に入る、というくらいのもので、現代的か、と言われればそんなことはないとしか言えない。全世界が影響を受けているゾンビ化の脅威も、本作のように孤島に舞台が移ってしまえばそのコミュニティの問題、課題で収まってしまいかねないので、どうしてもこじんまりしてしまう。争う必要を感じさせない「戦争」とかもどうか。
 最後のシーンは良く画面栄えしていて好き。本編のテーマを端的に表していると思う。


【○-】「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」鑑賞。

2013年02月18日 15:51

 山の中で卒業制作のホラー映画を撮影していた、ジェイソンら映画学科の大学生たち。そこに、世界各地で死者が蘇っているという、衝撃ニュースが流れてくる。撮影を切り上げ、キャンピングカーでそれぞれの故郷を目指す彼らの前に、蘇った死人が人々を襲う、信じられない光景が現出。ドキュメンタリー監督志望のジェイソンは、全てをカメラに収めようと決意。ニュースが錯綜する中、YouTubeには断片的な衝撃映像が次々にアップされていた。この惨劇を後世に伝えるという使命に燃えるジェイソンだったが、学生たちは一人また一人と犠牲になっていく…。

 ということで、観ました。
 ドキュメンタリーを謳ったサバイバル・ホラー。例によってロメロゾンビはどんな条件でゾンビ化するのかをきっちり明かさず、何故か「はい、今から死んだら皆ゾンビね!」を執拗に繰り返す。このお約束を守れないと、作中で何をドタバタやっているのか首を傾げてしまう。こんな状況だけど俺はドキュメント風の映画をリアルタイムで撮るのだ、という青年の意思による一人称視点、POVの手法で撮られている趣向は、けれど、いまいち緊張感が伝わってこない。劇中でも述べられているように、レンズを通すことで「傍観者」の視点になるからか。


【○】「金田一少年の事件簿 20周年記念シリーズ(3)」さとうふみや・天樹征丸

2013年02月17日 07:39

 香港観光中に美雪が誘拐され丸一日。その間にファッションイベントの関係者2人が殺害され、九龍財宝の鍵を握るランまでが誘拐される。ダイヤから核爆弾に姿を変えた「財宝」に迫る爆発の時‥。二つの殺人事件と美雪たちを誘拐した“毒龍”とは? [香港九龍財宝殺人事件]完結!
 暗黒を体験するイベントに訪れたハジメと美雪。手と耳だけが頼りの世界で、憎悪に満ちた邪悪な計画が遂行される! [暗黒城殺人事件]スタート!

 ということで、読みました。
 「香港」編、完結。これは…、風呂敷がやたら大きかった割には、畳んでみればあっさりとまとまってしまった感じ。核爆弾の登場には流石に眉をひそめた。これは風呂敷が大き過ぎる、やはり。国家が介入するくらいじゃないと「解決」は出来なくなっちゃうんじゃあ、ないだろうか。それに犯人も、同じ土地でちまちま殺人なんてしてる場合じゃないと思う。島ごと一緒にふっ飛ばしちゃうんじゃ、七面倒くさいトリックを仕掛ける意味ないもの。
 真犯人の指摘のシーンは実にインパクトがあって良かった。あの人物を名指しで告発するシーンなんてそうそう見られるものではないです。この事件で一番絵にしたかったシーンは多分ここで、そこに全てが集約されんがために、色々と詰め込んだ印象になってしまっているんじゃないかと真剣に思う。大掛かりなあのトリックも、相当時間が掛かるのは同じことだし(100着近くの服を皺を付けることなく外して、犯行後に元通りにする)、後始末で証拠が残りそう(ワイヤーを通すためのテグスも、当然200メートル必要になる。小さく巻き取っていたのではやはり時間を食う)。

【○+】「とろける鉄工所 7」野村宗弘

2013年02月16日 22:37

 読みました。
 そういえば作中の時間は3年くらい経っているのだ、とふと思う。色々あるよね、それだけあれば。多くの挑戦も、葛藤も、諦めも、そして祝福も。ところで吉っちゃんの成長しなさっぷりといったら、もう…! しかし一般人である読者に最も近い技量の持ち主(失礼)であるのだから仕方がないのか。
 今回は幾つものおめでとうが重なるめでたい(愛でたい)一冊となりました。恐らく次回もこのテンションのまま突っ走るんじゃないかな、と思われます。「おまけのまんが」が妙に記憶に残る。むぎゅむぎゅむぎゅ。そーいうところ、変にリアル。


【○+】「とろける鉄工所 6」野村宗弘

2013年02月16日 21:35

 のろ鉄工のおじさん達が東京へ社員旅行にやってきた!スカイツリーは最新技術の結晶、東京タワーは古き良き職人列伝の宝庫なのでした。そして北さん夫婦にある大事件が…!?新キャラ・ガスギャルも登場。ますます楽しい第6巻、どうぞよろしく。

 ということで、読みました。
 専門的な知識とキャラクターの日常さが巧いことミックスされてるのが続いてる良い漫画。始めは「あるあるネタ」が単純に面白かったが、既にのろ鉄工の日常が日常として受け入れることが出来ていることに気づく。のろ鉄工の人事も進み、従業員も着々と入れ替わって、メンバ間の遣り取りがマンネリ化しない。新鮮味は薄いけど。
 きちんと季節は移って、年に一度の社員旅行。東京タワーも巨大な鉄工の産物だものね…、スカイツリーだって。凄い凄い。階段上りをしたくなってしまう。
 KYK吉っちゃんキモいよ! いいよいいよー!(褒めてない)


【○】「ファイト・クラブ」鑑賞。

2013年02月15日 22:13

 不眠症に悩む若きエリートのジャック。彼の空虚な生活は、謎の男タイラーと出会ってから一変する。自宅が火事になり、焼け出されたジャックはタイラーの家へ居候することに。「お互いに殴り合う」というファイトにはまっていく二人のもとに、ファイト目当ての男たちが集いあうようになる。そして秘密組織“ファイト・クラブ”がつくられた!

 ということで、観ました。
 もう大傑作だとずっと言われ続けてた作品で、いつかは観なきゃあなあ、と思っていたので、やっと観ることが出来て良かったです。日本語で暴力、というよりもヴァイオレンス、と呼ぶべきなのだろうか、それともそんな格好つけた物言いなんて似合わない、単純で純粋な手腕による力の産物が「ファイト・クラブ」なのだろうか、或いは、本作を見終えた人なら分かるのだろうけれど、「見せ掛けの殴り合い」こそがジャックとタイラーのしていたことで、それから膨れ上がっていく組織やら社会への反発やらその実行やらは、やはり空想に近しい虚しい行動に過ぎないのだろうか。考えれば考えるほどにまとまりはなくなっていくのですが、それもそのはずで、実際に作中で起きている出来事は割とシンプルに言い表すことが出来るはずです。ただそれを口にしてしまうと本作の半分の魅力が失われてしまうので、それは観た者にしか分からない話。
 サブリミナルの趣向は凄く面白いと思った。


【○+】「空が灰色だから 2」阿部共実

2013年02月14日 21:33

 読みました。
 オムニバスのショートショートで、作者の意思はあまり感じられず、読者に解釈を委ねる掌編も数多い。故に、一見、あっさりと終わってしまっている話もあり、全く救いがない展開で放り出す話もある。一々、オチを求めてはいけない漫画なのだな、これはきっと。1巻よりは大分、取っ付きやすい風なのだけれど、その分、作者の本領発揮(だと信じている)電波全開な描写は控えめ…、と思っていたのだけれど、読み進めるにつれてどんどんアクが強くなっていく。最後の話なんか「ひっ」て声を上げそうになった。心理小説の漫画版だな、これは。
 こういうの、商業誌ベースに普通に乗っけちゃって大丈夫なのかな、と思わないでもないのです、いや、マジで。


【○】「とろける鉄工所 5」野村宗弘

2013年02月13日 22:31

 女子(工業)高生・川口さん、芸術肌で溶接道を爆進中!!熟練溶接工・小島さんの双子の息子が通う工業高校で文化祭開催!双子と同じ溶接部の川口さんは、芸術に邁進する女子高生。でもキモ可愛い植木鉢置きは誰にも理解されない。と思っていたら北さんの奥さんが一目惚れ…!?さらに吉っちゃんとさと子がまさかの校内ドリームデート!運命の出会い、そして旅立ちが詰まった第5巻。読めば分かるさ、第5巻。

 ということで、読みました。
 鉄骨の橋の材料を眺めては「ああ、ここもここも溶接されてる」とどーでもいい発見を楽しんでいます。出来不出来なんて素人には分からないのにね。
 さて、工場の中の話が多かった序盤に比べれば幾分、日常コメディに移行してきたことで、話が広がってきて面白さが安定してきた感。北さんの奥さんの可愛いのも安定してますね(笑)。登場人物の入れ替えもあったりして、読者に媚びずに…、というか、皆、生活が掛かってる一方で、自分の遣りたいことを遣るために舞台から去って行く人もいる、新しい人も来る、当然の話。淡々と日付は替わる感じ。


【○】「スティール・ボール・ラン 6」荒木飛呂彦

2013年02月13日 21:28

 2nd.STAGE、ついに決着ッ!! 1st.STAGEの再現とばかり、ゴール前に現れたのはディオ、サンドマン、ジャイロ、ジョニィ! 激戦を制するのは…!? そして、レースはそのまま3rd.STAGEへ突入! キャノン・シティを目指し走り続ける!!

 ということで、読みました。
 第2ステージを文字通り走り抜け、舞台は第3ステージへ。やはり第7部のスタンド能力ってのは、単純に「能力」じゃなくて、その者に掛けられた通常ならざる「呪い」の力として描かれているんだろうかな、と感じました。だって、まさかのダイナソー。インパクトに関して言えば文句なし。すっげえ。あと、ジャイロの鉄球の増し増しな万能さにも。こんなに色々出来ちゃうと、いよいよ「技能だ」とは言い切れなくなってしまうのでは…、あ、いや、波紋か。波紋の力なのか。
 レースの壮大な「目的」は、やはり、依然、闇の中。あの人がラスボスか?


【◎】「狼の死刑宣告」鑑賞。

2013年02月13日 20:08

 妻と二人の息子と幸せな生活をおくる普通の男:ニック(ケビン・ベーコン)は、立ち寄ったガソリンスタンドでギャングの襲撃に遭遇し、目の前で息子を殺されてしまう。心の傷も癒えぬまま裁判を迎えるが、納得のいく刑罰を与えることができないことを知り、法廷で裁くことをあきらめる。その後、怒りと悔しさから計らずも犯人の少年を尾行し、自らの手で復讐し、殺害してしまうが、その相手はギャングのボスのたった一人の弟だった。暴力の連鎖を止められなくなってしまったニックは、愛する家族までも巻き込んでギャングとの、“戦争”に陥っていく。

 ということで、観ました。
 本作の「復讐」の発端には理不尽な暴力と児戯のような障害しかない。全く普通の人である主人公が染まっていく復讐への衝動も、実はまたそれに近い。そこには理性やら感情やらで支配出来ない、制御出来ない本能のようなどうしようもないものがあるのかもしれない。司法に全てを委ねることへの無力さが稀に発生して、それがこういう物語ではまた辛い。人の行動全てに説明が付けられるわけではない、何らかの形で妥協することが許されるのならば、そこには復讐など生まれるはずもないし、無意味な悲しみなど存在する必要もない。罪びとは皆恩赦を受け、それを裁く者は皆恩赦を与えるだろう。復讐は復讐を呼ぶ。
 立体駐車場のシーンとか、カメラワークが逐一格好良いです。長回しであーいう撮り方をされてしまうと、それに気づいたときの感動は半端ないね。映画はやはり視点が重要視されるために、こういう実験的な「見せ方」が大きい。


【○】「とろける鉄工所 4」野村宗弘

2013年02月12日 21:26

 家庭の事情で離れて暮らすさと子の双子の弟たち。小島さんにそっくりな2人の弟は、工業高校溶接科に入学。そして選んだ部活は溶接部!はたしてその活動内容とは!?新キャラ・溶接科唯一の女子生徒川口さんも登場。その他ノギスの意外な使い方や、知ってそうで知らないステンレスの秘密など鉄工所ネタもぎっしり詰まってます。

 ということで、読みました。
 鉄工あるあるネタのばら撒きではなくて、ちゃんと小噺をまとめた話になってきていて安心しました。その知識を知らない人が、それを知って面白がれないとネタではないよね、ということ。北さんの奥さん可愛い。ものづくりの世界では当たり前に用いられている「尺寸」を用いることが「法律違反」である事実に驚き、ちょっと調べてみたら、確かにそれがしっかり明文化されていて罰則規定もあることを知ってなお驚いた。国が「黙認」していたことだったのね…。役立たずの「常識」。
 「誰でも分かる鉄の話」みたいな本が読みたくなってきた。


【◎】「空が灰色だから 1」阿部共実

2013年02月11日 20:24

 読みました。
 こりゃあすげえ。思春期の少年少女の心をぐちゃぐちゃに掻き回して掻き混ぜて掴み出して皿に盛って、「さあどうだ、心境を読み取れ! 心情を召し上がれ!」と強要されるよう。明るいのか暗いのか、絶対に万人受けはしない、と言い切れる。面白がれるか、そうでないか、という垣根があるはず。というか、中途半端に物語を読み取ろうとすると、精神を侵されるんじゃないか? この本に出てくる奴らって、皆サイコパスなんじゃないの? と6割くらい真面目に考えてしまったくらい、巧く条理にはまらない描写だらけです。心にグサグサ刺激が来る。
 でも、癖になる。癖になったら、もうお仕舞い。


【○+】「新クロサギ 17」黒丸・夏原武

2013年02月11日 20:21

 読みました。
 一般人では手の届かないところでの知恵を振り絞った戦いが始まっている。しかしよくよく目を凝らしてみれば、これは黒崎のスタンドプレイとも言えるものなのだ。桂木が黙ってそれを見逃す、見過ごすはずはない。宝条の抱える真の目的、それらしきものも判明してきたようだ。あらゆるものが同時に動き出したとき、その目論見はどう動き、作用するのだろうか。
 「詐欺師対銀行組織」という構図が描かれ出して久しいが、やはりそうなってしまうのだろうか、莫大な金を持つ組織こそが社会の中での強者であるという錯覚が嘘偽りでないのならば。




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