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【◎】「キノの旅 XVI the Beautiful World」時雨沢恵一

2013年05月28日 20:44

 人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅の物語。全10話収録。

 ということで、読みました。
 本作が現代風刺に基づく現代ファンタジーの様相を呈しつつある、と感じ始めたのは、シリーズが10作を越えた辺りだっただろうか。現実はファンタジーに近づきつつある…、いや、その逆なのだ。幻想、絵空事だと考えられていたことが科学の力で現実に伴うようになってくると、それまでファンタジーでしかなかったことが真面目に議論されねばならなくなってくる。問題は、そういった知識や技能を共有する垣根の存在なのだ。このシリーズでは、その垣根の外側では情報が断絶され、小さな世界が点在している。唯一、旅人たちが、現実を知る。


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趣味です

2013年05月27日 20:59

■ラーメンズ販促記事。開き直る。

 お笑いにロジカルな風を!

   ↓
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【○-】「堀さんと宮村くん 1」HERO

2013年05月27日 20:46

 HERO氏が描く、人気WEBマンガ「堀さんと宮村くん」を書籍化! 青春は甘酸っぱい…けど意外と酸っぱいばかりかも!? 今、青春してる人も、青春が遠い過去になった人も、思わず笑って心がほっこりする、だいたいそんな感じの青春コメディ! 全頁カラー印刷+描き下ろしエピソードもアリ!

 ということで、読みました。
 ウェブ版で本編は読みました。とても好きな作品です。基本的には誰しもがコミカルなのに、ひょいっと不安定さが場を占めるタイミングが絶妙。この機会に少しずつシリーズを揃えたいのですが…、紙媒体になって読みやすくなったのは有り難いのだけれど、如何せん、この…、データ入稿に失敗したみたいな絵の荒さはどうにかならなかったものか。ウェブ漫画のコミック化は多いのだけれど、この種の不満は後を絶たない。原稿をリファインしろ、ということになってしまうので書き下ろしと同じような負担になってしまうのかな。


【○】「花と奥たん 2」高橋しん

2013年05月26日 19:50

 お料理大好き“奥たん"は今日も、東京にお勤めの旦那たんの帰りを待って、はりきって晩ごはんの支度。だけど“あの日"以来、東京は…? 『いいひと。』『最終兵器彼女』の高橋しんが贈る、新感覚SF!!

 ということで、読みました。
 世界の終わりに向けて着実に進んでいくストーリー。しかしその根幹は全く描かれないに等しく、現在進行形で流れていく「今、生きているということ」をひたすらに映し出していく。多分、世界は終わるのだろうと思う。漠然と、そう感じてしまう。それ以外のことは考えられないくらいに、それは、そう決まってしまったかのような空気が延々と流れている。世界は終わるのかもしれないけれど、それはいつなのかは分からない。明日かも知れないし、生きているうちは終わらないのかもしれない。だったら、生き続けることに意味はあるのかもしれない。


【○+】「少年メイド 6」乙橘

2013年05月26日 19:48

 掃除・洗濯・料理が超カンペキな優秀メイド。しかもそれがツンデレ少年なんて何それ超萌える!!
 大好評のメイド少年ホームコメディ、絶好調の第6巻が登場!!

 ということで、読みました。
 ああ、いかんいかん、1冊まるまる、ほのぼのパートではないか。
 メイド付きお屋敷の良きことといったらないなあ、なんて思う人が続出のシリーズでありますが、おまけCDが非常に欲しくなってしまう。物語的には現状維持で楽しいことを繰り返しているので、読者は安心してみていられる巻だと思います。こーいう安定は長く続くほどダレちゃうものだけれど、乙橘氏、巧く捌くなあ。


【◎】「幸・不幸の分かれ道」土屋賢二

2013年05月25日 11:52

 笑う哲学者、土屋賢二の渾身の書き散らし!
 「人生は無意味だ」「能力は伸ばせ」「歴史に学べ」「目的をもて」……。どれもこれも疑わしい!
 われわれは不幸を避けようと努力しますが、どれほど力を尽くしても不幸は避けられません。どんな人でも老いるし、病気になるし、最後は死にます。全力を尽くしてもどうやっても避けられない不幸な出来事に襲われたら、じっと耐えるしかないんでしょうか。そんなことはありません。まだ笑うことが残っています。
 この本を読めば、幸福にはなれませんが、不幸になる可能性はだいぶ減ります。たぶん。

 ということで、読みました。
 本書を読んで一番驚いたのは、本書は「ユーモアエッセイではない」ということ。本編中に土屋氏が言明しているのだから間違いない。確かに、これまで土屋氏の多くのエッセイを読んできたのだけれど、もしかしたら本書が一番真面目に、かつ分かりやすく人生についての哲学を指南しているのかもしれないと感じたのです。土屋氏を(その作風を)知らない一般の読者が読んでも、とっつきやすく「哲学」出来るのではないかと感じます。灰汁の強さが土屋氏の持ち味だと信じて疑わない僕のような読者には、軽いカルチャーショックでした。面白かった。


【○】「夏期限定 トロピカルパフェ事件 (前)」米澤穂信・おみおみ・山崎風愛

2013年05月24日 19:54

 <小佐内スイーツコレクション・夏>は危険な味。
 高校2年生になった小鳩くんと小佐内さん。「狐」と「狼」の本性を隠し小市民を目指す二人だが、この夏は、どこか不穏な雰囲気が漂っていて…?

 ということで、読みました。
 小市民シリーズ、第2作目のコミカライズ、その前編。
 「春」とは作画の担当が替わっていますが、シリーズ読者としてはそういうところにも安定が欲しい。
 とてもとても日常系。事件らしい事件は起こらない、というか、このシリーズの本質的なところは「ミステリしてはならない」ところにあるのだから、まさしく本質的であるのかもしれないが。良い意味でも、悪い意味でも。無理と「ミステリしてる」感覚がひしひしと伝わってくるので、後編を早く読んですっきりしたいところです…、すっきりさせてくれると信じています。
 小山内さん可愛いです。


【○】「オハナホロホロ 2」鳥野しの

2013年05月22日 15:57

 一緒に暮らし始めた麻耶、みちる、みちるの息子・ゆうたの生活は、階下に住むニコも交え、一年を経て穏やかなものになりつつあった。 そんな中、突然麻耶が信頼している元・同級生の桑原にプロポーズされ――。 人の心の温かさが胸を打つ、かけがえのない同居生活グラフィティ、大好評第二弾。 番外編も収録。 描き下ろしトリビュート・イラスト付きで、雁須磨子、強力推薦!

 ということで、読みました。
 まさかの続巻、そう思っている人もいるのではないだろうか…。ゆうくんのぷっちょさんっぷりは健在。大人たちが個別に凝り固まっているのもまた同じ。当たり前のことなのだけれど、子供よりも大人の方が現実にしがみ付いて生きているものなのです、大概。現実に、というよりは、現実に直接に繋がる過去に囚われる人が多い、ということになるのでしょうかね。そしてこの話の場合、誰かと繋がりを持つことに不得手な人が多いものだから、またぎこちない。冒頭の、ゆうくんのおやつにまつわるエピソードに、それらは適用されそうな気がする。


【○】「煩悩寺 3」秋★枝

2013年05月21日 17:30

 新生煩悩寺で、いつの間にやら半同棲生活が始まっちゃった小沢さんと小山田くん。今までと同じ相変わらずのバカップルぶりで周りをあきれさせる毎日ですが、そこはそれ、小沢さんも独身アラサーとしてのお悩みもあったりして……。それでも幸せいっぱいの完結巻です!!

 ということで、読みました。
 ハッピーエンドが約束されているかのような、おバカップルふたりと、その周囲の人々。このシリーズが始まった当初とは、少し話の雰囲気が変わっているのかな、となんとなく思うのは、(読む人によって受け止め方も違うのだろうけれど)小山田君と小沢さんの遣り取りがやたらテキストくさいというか、たまーに、綺麗事を舐めているような按配で進むのが気に掛かった。いいんだけど…、いいんだけどなあ。そういう漫画なんですけどね、きっと。基本的には甘ったるいのだけれど、きっちりあっさり締めるところは締めてくれる。そんな終わり方。


【◎】「空が灰色だから 3」阿部共実

2013年05月19日 17:28

 読みました。
 ガッツンガッツン感性を刺激してくるオムニバス短編集。荒々しくも繊細な描写を含むところがあるというか、妙に理屈っぽい狂気がそこかしこにあるのがたまらない。胸にねじ込まれるような感覚に読者が慣れ出したら、もう戻れないのだろうかと思う。思春期の少年少女って、そうだよねー、ぐるぐる渦巻いてよく分からない思考回路してるもんねー、なんて思っていたら、その登場人物が成年以上だったりしてワケわかんない混沌があったりして大好きです、こういうの。
 …最後の話は物凄いことしてると思う。自分が「特別」だと思うことへの批判。


朝霧へゴー

2013年05月18日 22:35

■久しぶりにドライブに出掛けてきました。
 静岡県へゴー。朝霧高原へゴー。

 まかいの牧場なんかは人でごったがえしていたので、富士ミルクランドへ行く。
 公式サイト : http://www.fujimilkland.com/
 出掛けたのはいいけれどデジカメを忘れたので記録には残らず。
 羊や山羊や牛やらと戯れることしばし。ミルク&チーズのジェラート美味しかったです。
 記憶には残るよ! 大事なのは思い出!(今更古臭ェな)

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■お腹が空いたので、その辺で蕎麦でも…。と思いながら白糸の滝の近所で見つけたのが「一閑人」。

 公式サイト : http://sobanomi-ikkanjin.com/

 せいろそばを食べてくれば良かったと長いこと悔やんでいる。
 正直、本当にこのあたりの味に関しては素人でしかないので通ぶる気もないし、美味いか不味いか好みに合うか否かでしか語れないのが情けないのですが、雰囲気から味から、個人的に好きなタイプのお店。丁度この日が肌寒かったので暖かい丼蕎麦を頂いたので、蕎麦の香りに関しては薄めでした。ご主人が結構若い人みたいで、野心的な献立が幾つもあるようです。しかしまあ…、蕎麦湯で感動するとは思わなかった。蕎麦湯と言ったらやはりこういうのが本物だということになるんだろうなあ。

■富士山スカイラインの麓、奇石博物館へ。

 公式サイト : http://www.kiseki-jp.com/

 正直、「石? へー。」
 くらいの気持ちだったのですが、その場でググったら、同じような気持ちで入場した人がやたら感動して出てきた、みたいな感想を幾つも見かけたので、俄然興味が湧きました。
 結論、当たり。ここは行って良かった。
 チケットを購入して館内に足を踏み入れると、いきなり今年ロシアに落ちた隕石の現物(といっても3センチくらいのものですが)が展示されていて度肝を抜かれました。(→Wikipedia資料
 確かに非常にマイナーな世界なのですが、その分、奥深いところは物凄く深い。普段、石とか鉱物とかに興味がなくても面白く見られる展示品が沢山ありました。建物はそれほど広くないので、その分、濃縮されたみたいな展示場の雰囲気が一種、異様で、それがまた面白いというか可笑しいというか。


■伊豆のアンディランドが全面改装されたらしいので、いつか、そのうちに行きたい。
 http://izoo.co.jp/

覚え書き

2013年05月17日 17:32

 仕事の話ですが、今年は夏から秋に掛けて大波乱が予測されます。
 というか、予告された。仕事が忙しいとかそんなレヴェルの話じゃない。
 どうしても普通の人と比べたら社会人としてのスキルが未熟なもので、無難に乗り越えられるのかどうか分からないけれど…、一山越えたことで結果的に生活が潤えばそれはそれでなんの文句もつけようがない、みたいな。
 もうちょっと先の話なので、気持ちは構えながらも直ぐには動かない。

【○+】「サヴァイヴ」近藤史恵

2013年05月14日 17:19

 他人の勝利のために犠牲になる喜びも、常に追われる勝者の絶望も、きっと誰にも理解できない。ペダルをまわし続ける、俺たち以外には―。日本・フランス・ポルトガルを走り抜け、瞬間の駆け引きが交錯する。ゴールの先に、スピードの果てに、彼らは何を失い何を得るのか。

 ということで、読みました。
 「サクリファイス」「エデン」に続く、ロードレースに関わる男たちのストイックな葛藤と戦う姿を描いた短編集。既存の作品の幕間や過去、未来を描く形で物語が編み込まれているので、ひとつの終着点としても読むことが出来るし、当然、新たな始まりの物語として読むことも可能。当初はミステリ小説としての意味合いも含んでいた本シリーズは、そのベースのロードレースの描写が興味深く面白いために、ミステリである必然性を取っ払っているのだけれど、個人的には正解だと思う。華々しいというよりも淡々としているのに、こんなにも面白い。


【△】「ひらめきはつめちゃん 1」大沖

2013年05月13日 17:16

 読みました。
 まさかの箱漫画。
 これは…、アカン。(アカン)というか、いいのかな、このクオリティで連載って。ウェブ漫画とか、いまどき、ちょっと検索を掛ければタダで見られるものが幾らでもあるというのに、なんてことをまず考えてしまう。コストパフォーマンス的には相当悪いものを抱えていると思われるのですが。
 そう、詰まらんです。


【○】「魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?」東川篤哉

2013年05月12日 17:14

 39歳独身の美人刑事《八王子市警の椿姫》こと椿木綾乃警部と、椿木警部に罵られることを至上の喜びとするその部下、小山田聡介。八王子市警の名コンビが勇んで出向く事件現場には、いつもなぜか、竹箒を持った謎の三つ編み美少女がいて――。本格ミステリーのトリックと、抱腹絶倒の掛け合いが最高の化学反応を起こすユーモアミステリー。

 ということで、読みました。
 「本格ミステリ+魔女」。これまでにそんなガジェットの組み合わせがなかったわけではない。しかし本書はファンタジーではない。事件が起きる最中に魔女のマリィが見せるファンタジックな所業は殆ど隠し味程度のもので、いつもの東川氏お得意の(滑り気味の)ユーモアミステリ短編集となっています。キャラクター造形は良くも悪くもドラマ的で、とっつきやすいところはあるのですが、それがミステリの完成度に直結しているようには見えないのがなんとも。マリィの存在意義が最後の最後で見えてくる辺りが、まさにそれ。良くも悪くも、軽め。


【○】「おたくの娘さん 9」すたひろ

2013年05月09日 17:13

 夏に続き、冬のコミックマンケットに参加することになった叶たち。そんな中遙は、いつもの男性向のサークルではなく別名義で参加することに。今までの人気を捨て、作家として新たな道を歩もうとするが―!?

 ということで、読みました。
 インパクトのある表紙! 本シリーズの様々な要素がしっかりと盛り込まれた良い表紙だと思います。良い意味でも、悪い意味でも(笑)。そんなこんなのコミケ回。単行本では一言で表せるけれど、連載する側にとっては半年ベースの話なのよね…、テンションを維持するのが大変だ。話の筋が変わってしまう恐れもあるし。それでも作者のコメントでは随分エピソードが削られているみたいで…、魅力ですよね、やはり、コミケは。
 ラストのラストで、まさに物語の本筋に触れている箇所があって、物凄い「引き」だなあ、と続きが気になってしまいます。


【○】「亀のひみつ」田中美穂

2013年05月06日 17:06

 著者が飼っている亀のサヨちゃんの、不思議でかわいい行動を中心に、 知られざる生態、種類、飼い方をたっぷり紹介した一冊。
 亀好きはもちろん、興味がない人もその不思議さに魅了され「亀のような生き方」がしたくなる!

 ということで、読みました。
 タイトルとは裏腹に、亀を家族に迎え入れるに当たっての入門書のような風合いを持った本。エッセイとしても読みやすく、分かりやすいです。我が家にもクサガメが一匹、いるのですが、成る程、本書を読んで勉強になることが色々ありました。一般にイメージされている「亀」と、現実、飼ってみると分かる亀との違いが実は沢山あって(本当に!)、本書のように改めてまとめられるのも結構貴重なのかもしれません。亀の気持ちが少しは分かったのかな、と小さな納得が得られる本。


母の日用

2013年05月06日 16:57

■母の日用に家でも使ってるマッサージクッションを注文したら、今日届いたらしい。
 電話が掛かってきました。とても喜んでくれたのでオーライ。
「どうしよう、なんだか凄く嬉しくて泣いちゃいそう」
 とまで言われたので嬉しいやら照れるやら。
「あ、ちょっと待ってね、お父さんに代わるから」
「はいよー」
「もしもし、ご無沙汰」
「どうもー」
「あれ、俺も使っていいんかや?」
「は? ああ、うん、勿論。ふたりで使ってよ」
「分かった。ありがとな」
 不貞腐れか、親父。



 非常にリーズナブルでコストパフォーマンス抜群。
 いつか世をものにしたらマッサージチェアを実家に送ろう。

進撃がなんか流行ってるので

2013年05月03日 20:54

■しぬほど笑った。



【◎】「クイズ・ショウ」鑑賞。

2013年05月01日 20:49

 1956年、アメリカ全土を熱狂させていたテレビの人気クイズ番組「21」で、ハーバート(ジョン・タトゥーロ)は8週連続勝ち抜いたが、視聴率は低下。スポンサー(マーティン・スコセッシ)は、もっと見栄えのよい人間をチャンピオンに据えよとプロデューサーに厳命し、かくして二枚目大学教授チャールズ(レイフ・ファインズ)に解答を事前に教えた上で番組に出演させ、連戦連勝させるのだが……。

 ということで、観ました。
 1950年代に実際に起きた大テレビスキャンダルを、1994年に映画化したもの。一言で言えば「クイズ番組における不正」ということで、となれば聞いたまま、想像通りのことが行われていたということ。問題となるのは、それにより賞金やら広告費やら制作費やら、大きな金が動くということ、その影響力のこと。ところが今となってみれば、テレビ番組の制作にかかわる意図的な、或いは恣意的な「事実」の見せ方、切り取り方、そういった「操作」はあって当たり前のようなもので、視聴者は今更騙されているとは考えない。メディアの真髄、怖いことこの上なし。


【○】「アヒルと鴨のコインロッカー」鑑賞。

2013年05月01日 16:43

 大学入学のために仙台へ引っ越してきた椎名。新居の片づけをしていると、同じアパートの河崎と名乗る男が声をかけてきた。口ずさんでいたボブ・デュランの曲に興味を持ったらしい。しかし、彼は初対面の椎名に、同じアパートに住むブータン人のドルジという青年に広辞苑を盗んでプレゼントしたいから「本屋を襲わないか?」と誘う。ドルジは河崎の元彼女の琴美と付き合っていたらしい。また買うのではなく盗むのが大切だと奇妙なことを言う河崎。 椎名は逃げ腰だったが河崎の巧みな話術にのり、気づいたら本屋襲撃に加担していた!

 ということで、観ました。
 原作の小説は既読。淡々としたコミカルさが売りの伊坂節がちゃんと映像化されていて真面目な顔のまま吹き出してしまう面白さがちらほら。「書店を襲撃して辞書を手に入れる」という唐突な導入部がきちんと意味を持って説明される終盤がちょっと凄い。登場人物の視点もくるりと入れ替わることで、それまでの風景が全く違った物語となって見えてくる。幾らでも盛り上げることは出来るんだろうけれど、敢えて穏やかにしている感じ。どうしても納得出来ない要素がひとつだけあって(日本語が全く読めない)、でもこれって本作を成立させる重要なファクタだもんなあ…。原作を読んだときにも、ここだけはすんなりと納得出来なかったのです。特別、期間が短い物語だという風でもないしなあ。




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