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【◎】「幸・不幸の分かれ道」土屋賢二

2013年05月25日 11:52

 笑う哲学者、土屋賢二の渾身の書き散らし!
 「人生は無意味だ」「能力は伸ばせ」「歴史に学べ」「目的をもて」……。どれもこれも疑わしい!
 われわれは不幸を避けようと努力しますが、どれほど力を尽くしても不幸は避けられません。どんな人でも老いるし、病気になるし、最後は死にます。全力を尽くしてもどうやっても避けられない不幸な出来事に襲われたら、じっと耐えるしかないんでしょうか。そんなことはありません。まだ笑うことが残っています。
 この本を読めば、幸福にはなれませんが、不幸になる可能性はだいぶ減ります。たぶん。

 ということで、読みました。
 本書を読んで一番驚いたのは、本書は「ユーモアエッセイではない」ということ。本編中に土屋氏が言明しているのだから間違いない。確かに、これまで土屋氏の多くのエッセイを読んできたのだけれど、もしかしたら本書が一番真面目に、かつ分かりやすく人生についての哲学を指南しているのかもしれないと感じたのです。土屋氏を(その作風を)知らない一般の読者が読んでも、とっつきやすく「哲学」出来るのではないかと感じます。灰汁の強さが土屋氏の持ち味だと信じて疑わない僕のような読者には、軽いカルチャーショックでした。面白かった。




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