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【○】「高原のフーダニット」有栖川有栖

2013年06月19日 21:15

 「分身のような双子の弟を殺しました」臨床犯罪学者・火村英生に、電話の男は突然告白した。そして翌日、死体は発見された。弟に加え兄の撲殺体までも……。透徹した論理で犯人を暴く表題作はじめ、推理作家・有栖川有栖の夜ごとの怪夢を描く異色作「ミステリ夢十夜」、神話のふるさと淡路島で火村を待ち受ける奇天烈な金満家殺人事件「オノコロ島ラプソディ」。絶品有栖川ミステリ全3編。

 ということで、読みました。
 火村&作家アリスシリーズ中編集。3編のうち「ミステリ夢十夜」はショートショート10編をまとめた位置付けなので、中編集と呼ぶには印象がか細い。というのも、それ以外の2編の味付けが薄いというか、トラベルミステリの雰囲気が色濃くて、本格ミステリの面白さを純粋に追うと恐らく肩透かしを食うだろう。火村&アリスのコンビが右往左往する様を見ているだけで楽しいのは事実なのだけれど、短編を水増しした印象も拭えない。有栖川氏に珍しく、フェアプレイの精神に遊び心が強く宿った一冊であるということになるのかもしれない。




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